地方移住を考え始めたものの、「日本のどこに移住すればよいのか迷ってしまう」と悩む人も多いのではないでしょうか。
北海道のように広大な自然がある地域、東京や大阪へ移動しやすい地方都市、海の近くで暮らせる地域、雪が比較的少なく温暖な地域など、国内の移住先にはさまざまな選択肢があります。
ただし、同じ都道府県内でも、県庁所在地と山間部、海沿いと内陸部では、仕事、交通、気候、生活費が大きく異なります。

移住先を探すときは、都道府県のイメージだけで決めず、具体的な市町村まで比較することが大切です。
この記事では、全国47都道府県について、代表的な移住先と地域の特徴を紹介します。
順位をつけるのではなく、「都市の利便性を残したい」「海の近くで暮らしたい」「農業に関わりたい」など、希望する生活に合う地域を探すための一覧として活用してください。
この記事で紹介する地域は人気順ではありません。
仕事、交通、自然、気候などの特徴から、移住候補になりやすい市町村を取り上げています。
移住までの準備を先に整理したい人は、「地方移住の準備チェックリスト」も参考にしてください。
希望する暮らしからおすすめの移住先を探す
47都道府県を順番に見る前に、希望する暮らしから候補地域を大まかに絞り込んでみましょう。
| 希望する暮らし | 候補になる地域の例 |
|---|---|
| 地方都市の利便性を重視したい | 札幌市、仙台市、長野市、静岡市、広島市、福岡市、熊本市 |
| 東京へ移動しやすい地域がよい | 宇都宮市、高崎市、甲府市、佐久市、長野市、三島市 |
| 大阪へ移動しやすい地域がよい | 大津市、奈良市、神戸市、和歌山市、岡山市、徳島市 |
| 海の近くで暮らしたい | 函館市、館山市、沼津市、尾鷲市、下田市、高知市、宮崎市、日向市 |
| 山や高原の近くで暮らしたい | 盛岡市、会津若松市、北杜市、松本市、高山市、阿蘇市 |
| 温暖な地域で暮らしたい | 静岡県南部、紀伊半島、瀬戸内地域、四国南部、九州南部 |
| 農業を仕事の候補にしたい | 北海道十勝地方、東北内陸部、長野県、山梨県、岡山県、宮崎県 |
同じ市内でも、駅周辺と郊外では車の必要性や住宅費が異なります。
候補地が見つかったら、自治体全体の情報だけでなく、勤務先や住宅候補からスーパー、病院、学校までの生活動線を確認してください。
支援制度や補助金は年度や世帯条件によって変わります。金額だけで移住先を決めず、最新の対象条件を自治体へ確認しましょう。
北海道・東北地方のおすすめ移住先
北海道・東北地方では、県庁所在地のような地方都市から、農業や漁業が盛んな地域、山間部の小さな町まで幅広い暮らしを選べます。
一方で、冬の寒さ、積雪、暖房費、雪道の運転は、移住前に必ず確認したいポイントです。
北海道|都市生活から農業・自然中心の暮らしまで選択肢が広い
北海道は面積が広く、選ぶ地域によって気候、産業、交通環境が大きく異なります。
都市としての利便性を重視するなら札幌市、北海道内の中央部で生活拠点を探すなら旭川市、海や歴史のある街並みを重視するなら函館市、農業や広い土地に関心があるなら帯広市を中心とする十勝地方が候補です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 札幌市 | 仕事、買い物、医療、公共交通など都市機能を重視する人向け |
| 旭川市 | 道北の生活拠点で、自然へのアクセスと市街地生活を両立しやすい |
| 函館市 | 海の近くで暮らしたい人や、北海道内でも比較的穏やかな冬を求める人の候補 |
| 帯広市・十勝地方 | 農業、食、広い土地を生かした暮らしに関心がある人向け |
札幌市の中心部では公共交通を利用しやすい一方、郊外や他の市町村では車が必要になりやすくなります。
冬は住宅の断熱性能、暖房方法、除雪の負担、スタッドレスタイヤの費用も含めて生活費を計算しましょう。
北海道は「北海道へ移住する」とひとまとめにせず、道央・道南・道北・十勝などの地域を分けて比較することが重要です。
北海道内の市町村は、北海道公式の移住情報サイト「北海道で暮らそう!」から条件を指定して探せます。
青森県|主要都市と自然豊かな地域の両方を選べる
青森県は、青森市を中心とする東青地域、弘前市を中心とする津軽地域、八戸市を中心とする県南地域などに分かれ、それぞれ気候や産業、文化が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 青森市 | 県庁所在地の生活環境と、温泉や山などの自然を求める人向け |
| 弘前市 | 城下町の街並み、市街地の利便性、りんご産地の自然を身近に感じたい人向け |
| 八戸市 | 港湾、水産業、製造業など、仕事の選択肢も確認しながら移住したい人の候補 |
弘前市は、市街地での暮らしと自然の近い暮らしを選びやすい地域です。
ただし、青森県内では地域によって雪の量や冬の天候に差があります。住宅を選ぶ際は、除雪の範囲、駐車場、通勤経路、暖房費まで確認してください。
県内の市町村や支援情報は、「あおもり暮らし」で確認できます。
岩手県|盛岡の都市機能と内陸・沿岸の自然を比較できる
岩手県は面積が広く、盛岡市を中心とする県央、北上市や一関市がある県南、太平洋に面した沿岸、県北で生活環境が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 盛岡市 | 北東北の拠点都市で、都市機能と自然の近さを両立したい人向け |
| 北上市 | 製造業など地域企業への転職も視野に入れたい人の候補 |
| 一関市 | 仙台市と盛岡市の間で、新幹線や高速道路を利用した移動を重視する人向け |
| 宮古市・釜石市 | 海の近くで暮らしたい人や、水産業・沿岸地域に関心がある人の候補 |
盛岡市には新幹線駅や商業施設、医療機関があり、初めて地方で暮らす人にも検討しやすい都市です。
北上市は工業集積があり、現地就職を前提に移住先を探している人にも候補になります。一関市は仙台・盛岡の中間に位置し、県外への移動も考えながら暮らす人が比較しやすい地域です。
沿岸部へ移住する場合は、仕事や交通だけでなく、津波の浸水想定区域、避難場所、住宅の標高も確認しましょう。
県内各地域の情報は、「岩手県移住定住ポータルサイト」で確認できます。
宮城県|仙台の利便性を残すか海・田園地域を選ぶかで変わる
宮城県は、東北最大級の都市である仙台市を中心に、海沿いの石巻市や気仙沼市、自然と都市へのアクセスを両立しやすい栗原市や大崎市などがあります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 仙台市 | 仕事、公共交通、買い物、医療など都市の利便性を重視する人向け |
| 石巻市 | 海・山・市街地の中から生活環境を選びたい人や、地域での起業に関心がある人の候補 |
| 栗原市 | 田園風景の中で暮らしながら、仙台や東京方面への移動手段も確保したい人向け |
| 気仙沼市 | 海の仕事、食、港町での暮らしに関心がある人の候補 |
仙台市は公共交通や商業施設が充実しており、都市部からの移住でも生活を変えすぎたくない人に向いています。
石巻市では海、山、市街地など複数の暮らし方を選べます。栗原市には新幹線駅や高速道路があり、田園地域と都市部との距離を重視する場合の候補になります。
海沿いの地域を選ぶ場合は、津波や高潮のハザードマップ、避難経路を住宅契約前に確認してください。
宮城県内の市町村は、「みやぎ移住・交流ガイド」で比較できます。
秋田県|秋田市の利便性と農村・海沿いの暮らしを比較できる
秋田県では、県庁所在地の秋田市、内陸部の横手市、日本海に面するにかほ市などが移住候補になります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 秋田市 | 買い物、医療、仕事など県内の都市機能を重視する人向け |
| 横手市 | 農業や内陸部の暮らし、四季の変化を重視する人の候補 |
| にかほ市 | 日本海と山の近くで暮らしながら、地域企業への就職も検討したい人向け |
| 大館市 | 県北地域の暮らしや、青森県方面との行き来も考えたい人の候補 |
秋田市は、地方都市の利便性を確保しながら自然の近くで暮らしたい人が比較しやすい地域です。
内陸部では積雪量が多くなる地域もあるため、雪かき、通勤、車の保管、冬の暖房費を含めて検討しましょう。
仕事を現地で探す場合は、自治体の移住窓口だけでなく、候補市町村にある企業や産業も先に確認することが大切です。
秋田市は「秋田市移住・定住情報」、にかほ市は「にかほーむ」で暮らしや仕事の情報を確認できます。
山形県|内陸都市と日本海側の庄内地域で暮らしが異なる
山形県は、山形市や米沢市などの内陸部と、鶴岡市や酒田市がある日本海側の庄内地域で気候や生活圏が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 山形市 | 県庁所在地の生活環境と、仙台方面への移動を重視する人向け |
| 米沢市 | 製造業、歴史、山に近い内陸部の暮らしに関心がある人の候補 |
| 鶴岡市 | 山、平野、川、海と食文化を身近に感じたい人向け |
| 酒田市 | 港町や庄内平野での暮らし、農業・水産業に関心がある人の候補 |
山形市は内陸部の生活拠点として、仕事や医療、買い物の利便性を重視する人が検討しやすい地域です。
鶴岡市は山から海まで多様な自然環境があり、市街地と田園・沿岸地域では暮らし方が異なります。酒田市も市街地と郊外では車の必要性や買い物環境が変わります。
山形県は豪雪地域を含むため、候補地ごとの積雪量、道路状況、除雪体制を確認してください。
市町村ごとの情報と支援制度は、「山形県移住交流ポータルサイト やまがたごこち」で探せます。
福島県|中通り・会津・浜通りで気候と暮らしが大きく異なる
福島県は、福島市や郡山市がある中通り、会津若松市を中心とする会津地方、いわき市などがある浜通りに分かれ、それぞれ気候や産業が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 郡山市 | 県内各地への交通や仕事、都市機能を重視する人向け |
| 福島市 | 県庁所在地の利便性と、果樹園や山に近い暮らしを求める人の候補 |
| 会津若松市 | 歴史や伝統文化、山に囲まれた街で暮らしたい人向け |
| いわき市 | 太平洋側の海や比較的日照の多い環境を重視する人の候補 |
郡山市は鉄道や道路交通の拠点で、県内で仕事を探しながら都市部へのアクセスも確保したい人が比較しやすい地域です。
会津若松市は歴史的な街並みや伝統文化が残る一方、冬の寒さや積雪への備えが必要です。
いわき市は海、山、川が近く、会津地方とは気候が大きく異なります。海沿いの住宅を選ぶ場合は、津波や洪水のハザードマップも確認しましょう。
福島県は県内の地域差が大きいため、「福島県への移住」ではなく、中通り・会津・浜通りを分けて比較しましょう。
市町村ごとの暮らしや支援情報は、「福島県移住ポータルサイト ふくしまぐらし」で確認できます。
関東地方のおすすめ移住先
関東地方には、東京都心へ通勤できる地域から、海・山・農村に近い地域まで幅広い移住先があります。
現在の仕事を続けながら移住したい人や、必要なときだけ東京へ移動したい人にとって、比較しやすい地域です。
ただし、東京に近い地域ほど住宅費が高くなる傾向があり、郊外へ離れるほど車が必要になりやすくなります。
関東で移住先を探す場合は、東京までの距離だけでなく、実際の通勤時間、運賃、車の必要性、住宅費をまとめて比較しましょう。
茨城県|東京へのアクセスと住宅の広さを両立しやすい
茨城県は東京都に隣接しており、県南地域を中心に、東京方面へ移動しながら暮らせる地域があります。
一方で、水戸市を中心とする県央、日立市などがある県北、鹿島臨海工業地帯を含む県東では、産業や生活圏が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| つくば市 | 研究機関や教育環境、東京方面への交通を重視する人向け |
| 水戸市 | 県庁所在地の買い物、医療、仕事などを重視する人の候補 |
| 土浦市 | 鉄道で東京方面へ移動しながら、霞ヶ浦周辺の環境で暮らしたい人向け |
| ひたちなか市 | 海への近さと市街地の生活環境を両立したい人の候補 |
つくば市は、東京方面へ通勤する人や、リモートワークと必要な日の出社を組み合わせる人が検討しやすい地域です。
水戸市やひたちなか市には商業施設や医療機関がありますが、住宅の場所によっては車があった方が生活しやすくなります。
海沿いの地域を選ぶ場合は、津波や高潮、河川周辺では洪水の想定区域も確認しましょう。
栃木県|東京への移動と自然に近い暮らしを選びやすい
栃木県は、宇都宮市や小山市など東京方面へ移動しやすい地域と、那須・日光など自然や観光地に近い地域があります。
県南と県北では、東京までの距離、冬の寒さ、車の必要性が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 宇都宮市 | 仕事、買い物、医療など県内の都市機能を重視する人向け |
| 小山市 | 東京方面への鉄道移動を重視しながら、関東郊外で暮らしたい人の候補 |
| 那須塩原市・那須町 | 高原や温泉、自然に近い暮らしを求める人向け |
| 日光市 | 山、湖、歴史的な街並みに近い生活を希望する人の候補 |
宇都宮市は新幹線を利用でき、市内には商業施設や医療機関もあります。中心部と郊外では、公共交通の利用しやすさに差があるため、住宅候補から職場や買い物先まで確認しましょう。
那須地域は、自然の近さや比較的広い住宅を求める人に向いていますが、冬の寒さ、凍結、観光シーズンの道路状況も考える必要があります。
別荘地や山間部の住宅では、インターネット回線、除雪、井戸や浄化槽などの設備も確認してください。
群馬県|新幹線を使える都市と温泉・山間地域を比較できる
群馬県には、高崎市や前橋市などの都市部と、みなかみ町や中之条町など山や温泉に近い地域があります。
南部の平野部と北部の山間部では、気候や積雪、生活に必要な車の使い方が大きく異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 高崎市 | 新幹線による東京方面への移動と、地方都市の生活環境を重視する人向け |
| 前橋市 | 県庁所在地の医療、買い物、仕事を重視する人の候補 |
| 桐生市 | 歴史のある街並みや山に近い地方都市で暮らしたい人向け |
| みなかみ町 | 山、川、温泉、アウトドアを生活の中心にしたい人の候補 |
高崎市は東京方面へ移動しやすく、市街地の利便性も確保しやすい地域です。
前橋市には県内の行政機関や医療機関がありますが、鉄道駅から離れた住宅では車中心の生活になりやすくなります。
みなかみ町など県北部へ移住する場合は、積雪、冬用タイヤ、暖房費、仕事の選択肢を確認してください。
群馬県では、東京へのアクセスを重視するなら高崎市周辺、自然環境を優先するなら県北・山間地域が候補になります。
埼玉県|東京通勤を続けながら自然に近い地域へ移りやすい
埼玉県は東京都に近い県南部から、山や川が身近な県西部、農地が広がる県北部まで、地域によって暮らし方が異なります。
東京での仕事を続けながら住環境を変えたい人や、完全な田舎暮らしには不安がある人にとって、候補を見つけやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| さいたま市 | 東京への通勤、買い物、医療、教育など都市機能を重視する人向け |
| 川越市 | 東京方面へ通勤しながら、歴史のある街並みで暮らしたい人の候補 |
| 飯能市 | 都心への交通を確保しながら、山や川に近い環境を求める人向け |
| 秩父市 | 山間部の自然、アウトドア、地域での暮らしを重視する人の候補 |
さいたま市や川越市は鉄道を利用しやすく、車を持たずに暮らせる地域もあります。
飯能市や秩父市では自然が身近になる一方、住宅の場所によっては買い物や通院に車が必要です。
東京への通勤を続ける場合は、駅までの移動時間、乗り換え、混雑、定期代まで含めて確認しましょう。
千葉県|東京通勤・海辺・房総の田舎暮らしから選べる
千葉県は、東京に近い北西部、県庁所在地の千葉市、東京湾に面する内房、太平洋側の外房、南房総で暮らしの特徴が異なります。
東京で働きながら暮らす地域から、海の近くでリモートワークをする地域まで、選択肢の広い県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 千葉市 | 東京へのアクセスと県内の都市機能を両立したい人向け |
| 柏市・流山市 | 東京通勤や子育て環境を重視しながら郊外で暮らしたい人の候補 |
| 木更津市 | 東京湾岸への移動と、郊外型の住宅環境を重視する人向け |
| 館山市・南房総市 | 温暖な海沿いの暮らし、釣り、マリンスポーツに関心がある人の候補 |
県北西部では鉄道を利用しやすい地域がありますが、房総半島の郊外では車が生活の中心になりやすくなります。
館山市や南房総市は海の近くで暮らしたい人に魅力がありますが、仕事、病院、買い物、大都市までの移動時間を確認する必要があります。
沿岸部では津波や高潮、台風による風雨、停電への備えも住宅選びの条件に入れましょう。
海の近くへ移住する場合でも、海岸からの距離だけでなく、住宅の標高と避難経路を確認することが大切です。
東京都|多摩地域や島しょ部なら自然に近い移住もできる
東京都は都心部のイメージが強いものの、多摩地域や奥多摩、島しょ部では、山や海に近い暮らしを選べます。
勤務先や家族との関係から東京を離れにくい人でも、都内で住環境を大きく変えられる可能性があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 八王子市 | 都市機能と山への近さを両立しながら、都心方面へ移動したい人向け |
| 青梅市 | 鉄道を利用しながら、川や山に近い環境で暮らしたい人の候補 |
| 奥多摩町 | 山や湖、自然を重視し、都市部との距離を受け入れられる人向け |
| 伊豆諸島 | 海や島の暮らし、地域に根付いた仕事に関心がある人の候補 |
八王子市や青梅市では、駅周辺と山側の地域で交通や買い物環境が異なります。
奥多摩町のような山間地域では、車、医療、買い物、インターネット回線を確認してください。
島しょ部への移住では、船や飛行機の運航、医療体制、商品の配送、仕事、台風時の交通への影響が重要になります。
島暮らしは旅行とは大きく異なります。悪天候で本土との移動や物流が止まる場合も想定して検討しましょう。
神奈川県|都市へのアクセスを残しながら海や山の近くで暮らせる
神奈川県には、横浜・川崎の都市部だけでなく、湘南・三浦半島、小田原・箱根、丹沢周辺など、海や山に近い地域があります。
東京都内へ通勤を続けながら、休日の過ごし方や住環境を変えたい人に人気が集まりやすい地域です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 逗子市・葉山町 | 東京方面への交通を確保しながら、海の近くで暮らしたい人向け |
| 三浦市 | 海、漁業、農業に近い環境を重視する人の候補 |
| 小田原市 | 新幹線や鉄道で都市部へ移動しながら、海と山の近くで暮らしたい人向け |
| 厚木市 | 都市部への交通と丹沢などの自然への近さを両立したい人の候補 |
逗子市や葉山町は海の近くで暮らせますが、人気のある地域では住宅価格や家賃が高くなる場合があります。
三浦市は海や畑に近い暮らしを選びやすい一方、住宅の場所によっては車が必要です。
小田原市は鉄道による東京方面への移動と、海・山に近い環境を両立しやすい地域です。駅周辺と郊外では、住宅費や交通環境が変わります。
湘南や三浦半島などの海沿いでは、津波、高潮、塩害、道路混雑も確認しましょう。
神奈川県は利便性の高い地域ですが、海沿いの人気地域では、地方移住による住宅費の削減を期待できない場合があります。
移住先で車が必要か迷う人は、「地方移住に車は必要?」も参考にしてください。
甲信越・北陸地方のおすすめ移住先
甲信越・北陸地方には、東京や大阪へ移動しやすい地方都市、海沿いの街、山や高原に囲まれた地域などがあります。
新幹線や高速道路を利用しやすい地域もあり、都市部とのつながりを残しながら移住したい人にも検討しやすいエリアです。
一方で、日本海側や山間部では積雪が多くなる地域があります。同じ県内でも、平野部と山間部、北部と南部では冬の暮らしが大きく異なります。
甲信越・北陸地方では、県単位の積雪量だけでなく、住宅候補地の標高、除雪体制、冬の通勤経路まで確認しましょう。
新潟県|地方都市・雪国・離島から暮らし方を選べる
新潟県は南北に長く、新潟市を中心とする下越、長岡市がある中越、上越市を中心とする上越、離島の佐渡で生活環境が異なります。
都市機能を重視する人から、農業、雪国、海、島の暮らしに関心がある人まで、幅広い候補があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 新潟市 | 仕事、買い物、医療、交通など県内の都市機能を重視する人向け |
| 長岡市 | 地域企業への就職や、新幹線を利用した県外への移動を重視する人の候補 |
| 上越市 | 海と山の両方に近く、北陸・長野方面への移動も考えたい人向け |
| 佐渡市 | 島の自然、農業、漁業、地域とのつながりを重視する人の候補 |
新潟市は県内最大の都市で、駅周辺や市街地では公共交通を利用しやすい地域もあります。
長岡市や上越市は市街地に生活施設が集まっていますが、郊外では車が必要になりやすくなります。
山間部では積雪量が多くなるため、除雪、冬用タイヤ、暖房費、屋根の雪下ろしが必要か確認してください。
佐渡市へ移住する場合は、島内の仕事や医療だけでなく、本土へ渡る船の時間、欠航時の対応、商品の配送も調べておきましょう。
新潟県は雪の多さや交通環境の地域差が大きいため、下越・中越・上越・佐渡を分けて比較しましょう。
市町村ごとの仕事、住まい、支援情報は、「新潟県U・Iターン総合サイト にいがた暮らし」で確認できます。
富山県|地方都市の利便性と海・山の近さを両立しやすい
富山県は、富山市や高岡市などの市街地から、日本海、立山連峰に近い地域までの距離が比較的近く、都市生活と自然を組み合わせやすい県です。
ものづくりに関わる企業も多いため、現地への転職を前提に移住を考える人も、仕事と住宅をあわせて調べる価値があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 富山市 | 仕事、医療、買い物、公共交通など都市の生活環境を重視する人向け |
| 高岡市 | 歴史やものづくり文化に触れながら、市街地で暮らしたい人の候補 |
| 黒部市・魚津市 | 海と山の近さ、地域企業への就職を重視する人向け |
| 南砺市 | 里山、農村、伝統的な集落での暮らしに関心がある人の候補 |
富山市では、住宅の場所によって路面電車や鉄道、バスを利用できる一方、郊外では車中心の生活になりやすくなります。
黒部市や魚津市は、日本海と山の距離が近い環境が特徴です。通勤先や買い物先によっては車が必要になります。
南砺市などの山間部では、積雪、道路の凍結、住宅の断熱性能、除雪範囲を確認しましょう。
富山県内の市町村、仕事、住まい、支援制度は、「くらしたい国、富山」から探せます。
石川県|金沢の都市文化から能登の里山里海まで選べる
石川県は、金沢市を中心とする都市部、ものづくりや温泉文化がある加賀地域、里山里海が広がる能登地域で暮らし方が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 金沢市 | 仕事、交通、医療、文化など地方都市の利便性を重視する人向け |
| 小松市 | ものづくり企業への就職や、県外への移動手段を重視する人の候補 |
| 加賀市 | 温泉、伝統文化、自然に近い環境で暮らしたい人向け |
| 七尾市・能登地域 | 海、里山、地域とのつながりを重視し、復旧状況も確認しながら検討する人の候補 |
金沢市は商業施設や医療機関が集まり、都市部からの移住でも生活環境を変えすぎたくない人が検討しやすい地域です。
小松市や加賀市では、地域企業への就職、温泉地や自然の近くでの暮らしなど、金沢市とは異なる選択肢があります。
能登地域では、2024年の能登半島地震と奥能登豪雨からの復旧・復興が続いています。
能登への移住を検討する場合は、住宅、道路、上下水道、医療、買い物などの状況を、市町や移住相談窓口へ個別に確認してください。
能登地域の復旧状況は場所によって異なります。古い移住記事だけで判断せず、自治体の最新情報を確認しましょう。
県内の暮らし、仕事、移住相談については、「イシカワノオト」で確認できます。
福井県|ものづくりの街と海・山に近い暮らしを比較できる
福井県には、県庁所在地の福井市、ものづくりが盛んな鯖江市や越前市、日本海側の交通拠点となる敦賀市、山に囲まれた大野市などがあります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 福井市 | 県内の仕事、医療、買い物など都市機能を重視する人向け |
| 鯖江市・越前市 | ものづくり企業への就職や、地域産業に関心がある人の候補 |
| 敦賀市 | 海に近い暮らしと、関西・北陸方面への移動を重視する人向け |
| 大野市 | 山、田園、歴史ある街並みを身近に感じたい人の候補 |
福井市では日常生活に必要な施設を利用しやすい一方、郊外の住宅では車が必要になりやすくなります。
鯖江市や越前市は、眼鏡、繊維、工芸など地域産業に関心がある人が、仕事と暮らしをあわせて検討しやすい地域です。
敦賀市は海に近く、関西とのつながりを残したい人の候補になります。大野市など山間部では、積雪、冬の道路、暖房費を確認してください。
福井県へ現地就職する場合は、県全体の求人だけでなく、候補市町の主要産業と通勤圏を確認しましょう。
市町ごとの暮らし、仕事、住まい、支援情報は、「ふくい移住ナビ」で確認できます。
山梨県|東京との距離を保ちながら山や高原の近くで暮らせる
山梨県は東京都や神奈川県に隣接し、首都圏とのつながりを残しながら、富士山、八ヶ岳、南アルプスなどの自然に近い暮らしを選べます。
県内は、甲府市や北杜市がある中北地域、果樹栽培が盛んな峡東地域、富士山に近い富士東部地域などで特徴が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 甲府市 | 仕事、医療、買い物など県内の都市機能を重視する人向け |
| 北杜市 | 八ヶ岳や南アルプスに近い高原の暮らし、二拠点生活に関心がある人の候補 |
| 富士吉田市 | 富士山の近くで暮らし、観光や地域産業との関わりも考えたい人向け |
| 上野原市・大月市 | 東京方面との距離を重視しながら、山に近い環境で暮らしたい人の候補 |
甲府市は県内の生活拠点として、仕事、買い物、医療を重視する人が検討しやすい地域です。
北杜市は自然や高原の環境を求める人に魅力がありますが、住宅の標高によって冬の寒さや道路状況が異なります。
富士吉田市や富士河口湖町周辺では、観光シーズンの道路混雑や冬の凍結も確認しましょう。
上野原市や大月市から東京方面へ通勤する場合は、駅までの距離、乗車時間、運賃、最終列車を確認してください。
山梨県は盆地、高原、富士山周辺で気候が異なります。夏と冬の両方で現地を訪れると判断しやすくなります。
県内4地域と27市町村の特徴は、「山梨県移住・二拠点生活 総合WEBメディア Y-charge」で比較できます。
長野県|都市・高原・山間部から希望に合う地域を探しやすい
長野県は面積が広く、長野市、松本市、上田市、佐久市などの地方都市から、高原、農村、山間部まで多様な移住先があります。
東京方面へのアクセスを重視する地域と、名古屋方面とのつながりが強い地域では、生活圏や仕事の探し方も異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 長野市 | 県北部の都市機能と、新幹線による東京方面への移動を重視する人向け |
| 松本市 | 城下町の生活環境と、北アルプスなど山への近さを両立したい人の候補 |
| 佐久市 | 東京方面との移動、高原の環境、比較的少ない降雪を重視する人向け |
| 上田市 | 新幹線を利用しながら、歴史や自然に近い地方都市で暮らしたい人の候補 |
長野市は県北部の生活拠点ですが、周辺の山間地域では積雪量や車の必要性が変わります。
松本市は市街地の生活環境と山への近さを両立しやすい一方、住宅の場所によって通勤や買い物に車が必要です。
佐久市や上田市は東京方面へ移動しやすく、リモートワークと定期的な出社を組み合わせたい人にも候補になります。
ただし、長野県は標高や地域によって、冬の気温、積雪、道路の凍結状況が大きく異なります。
長野県は「雪国」というイメージだけで判断せず、県北・中信・東信・南信の地域差を確認しましょう。
市町村の特徴、住まい、仕事、移住体験は、「長野県移住ポータルサイト 楽園信州」で確認できます。
候補地域を絞り込んだら、短期滞在で実際の暮らしを確認する方法もあります。詳しくは、「地方移住のお試し移住とは?」を参考にしてください。
東海地方のおすすめ移住先
東海地方には、名古屋を中心とした都市圏、ものづくり産業が盛んな地域、富士山や飛騨山脈に近い地域、太平洋沿岸の街などがあります。
東京・大阪の両方面へ移動しやすい地域もあり、都市部とのつながりを残しながら移住したい人にも比較しやすいエリアです。
一方で、岐阜県北部の雪、静岡県や三重県沿岸部の地震・津波、都市郊外での車の必要性など、地域ごとに確認したい点が異なります。
東海地方では、名古屋への通勤圏なのか、東京・大阪への移動を重視するのか、海や山の近くで暮らしたいのかを決めると候補を絞りやすくなります。
岐阜県|名古屋に近い地域から飛騨の山間部まで選べる
岐阜県は、名古屋に近い岐阜市や大垣市、山や歴史的な街並みが身近な高山市、農村や林業に関心がある人の候補となる郡上市や東濃地域など、県内で暮らし方が大きく異なります。
県南部は愛知県との結びつきが強く、名古屋方面へ通勤しながら暮らせる地域があります。一方、飛騨地方や山間部では、積雪や冬の道路状況を考える必要があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 岐阜市 | 名古屋方面への交通と、県内の買い物・医療などを重視する人向け |
| 大垣市 | 名古屋・滋賀方面への移動と、地方都市の暮らしを両立したい人の候補 |
| 高山市 | 山、歴史的な街並み、観光に関わる仕事に関心がある人向け |
| 郡上市 | 川、山、雪、アウトドアを身近に感じながら暮らしたい人の候補 |
| 中津川市・恵那市 | 中京圏とのつながりを残しながら、山や田園に近い暮らしを求める人向け |
岐阜市や大垣市では、駅周辺なら鉄道を利用しやすい一方、郊外へ離れるほど車が必要になりやすくなります。
高山市は観光地としての知名度が高く、歴史や自然に近い暮らしができますが、冬の寒さや積雪、観光シーズンの混雑も確認したいポイントです。
郡上市や県内の山間部では、買い物、医療、通勤、除雪、インターネット回線まで、住宅候補の住所を基準に確認しましょう。
岐阜県は、名古屋へのアクセスを重視する県南部と、山や雪に近い飛騨・中濃地域を分けて比較することが大切です。
市町村、仕事、住まい、移住体験プログラムは、「岐阜県移住・定住ポータルサイト ふふふぎふ」で確認できます。
静岡県|東京へのアクセスと海・山に近い暮らしを両立しやすい
静岡県は東西に長く、伊豆、東部、中部、西部で、東京・名古屋への距離や産業、気候、暮らし方が異なります。
新幹線を利用して東京方面へ移動しやすい地域、製造業が盛んな地域、海や富士山の近くで暮らせる地域など、希望に応じた候補を探しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 静岡市 | 県内の仕事、買い物、医療と、海・山への近さを両立したい人向け |
| 浜松市 | ものづくり企業への転職や、浜名湖・遠州灘に近い暮らしを考える人向け |
| 三島市・沼津市 | 東京方面への移動と、富士山・伊豆・駿河湾への近さを重視する人向け |
| 富士市・富士宮市 | 富士山に近い環境と、地域企業への就職をあわせて考えたい人向け |
| 伊東市・下田市 | 海や温泉の近くで、観光業やリモートワークを検討したい人向け |
三島市など県東部には、新幹線を利用して東京方面へ移動しやすい地域があります。定期的な出社を続けながら移住する場合は、駅までの距離と交通費も確認しましょう。
静岡市や浜松市は仕事、買い物、医療などの都市機能がありますが、市域が広いため、中心部と山間部では交通環境が大きく異なります。
伊豆半島では海や温泉に近い暮らしを選べる一方、観光シーズンの道路混雑、坂道、医療機関までの距離、車の必要性を確認する必要があります。
海沿いの住宅を検討する場合は、南海トラフ地震を含む地震・津波への備えとして、津波浸水想定、住宅の標高、避難場所、避難経路を確認しましょう。
静岡県は海沿い、平野部、山間部で災害リスクが異なります。県全体のイメージではなく、住宅候補地のハザードマップを確認してください。
県内市町の特徴、住まい、仕事、相談窓口は、「静岡県移住・定住情報サイト ゆとりすと静岡」で確認できます。
愛知県|仕事の選択肢と都市・郊外・山間部の暮らしを比較できる
愛知県は名古屋市を中心とする都市圏だけでなく、製造業が盛んな西三河・東三河、海に近い知多半島、山間部の奥三河など、多様な地域があります。
現地で仕事を探して移住したい人や、都市部の利便性を大きく失わずに住環境を変えたい人が検討しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 名古屋市 | 仕事、公共交通、医療、買い物など都市機能を重視する人向け |
| 豊田市 | 自動車関連をはじめとする製造業への就職と、郊外の住環境を考える人の候補 |
| 岡崎市 | 名古屋方面への交通と、西三河の生活・仕事を両立したい人向け |
| 豊橋市 | 東三河の都市機能、農業、製造業、海への近さを重視する人の候補 |
| 新城市・奥三河 | 山や川に近い環境、農林業、地域との関わりを重視する人向け |
名古屋市やその周辺では公共交通を利用しやすく、東京や大阪方面へも移動しやすい環境があります。
豊田市や岡崎市など西三河では製造業に関わる企業が多く、現地転職を考える場合の候補になります。ただし、勤務先や住宅の場所によっては車通勤が中心です。
豊橋市は東三河の生活拠点で、都市機能と農業・海に近い環境を比較できます。
新城市や奥三河地域では自然が身近になる一方、仕事、病院、買い物、公共交通、インターネット回線を詳しく確認する必要があります。
愛知県は、名古屋の都市生活、西三河・東三河の産業都市、奥三河の山間地域を分けて考えると候補を探しやすくなります。
県内54市町村の特徴、仕事、住まい、支援情報は、「愛知の住みやすさ発信サイト あ〜いい地だな愛知県」で確認できます。
三重県|名古屋・大阪へのアクセスと海・山の暮らしを選べる
三重県は南北に長く、名古屋に近い北勢地域、県庁所在地の津市を含む中南勢地域、伊勢志摩、伊賀、熊野灘に面した東紀州で暮らし方が異なります。
都市圏へ通勤しながら暮らせる地域から、海、山、農村、漁村に近い地域まで、幅広い移住先があります広い移住先があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 四日市市・桑名市 | 名古屋方面への交通や、製造業を中心とした仕事を重視する人向け |
| 津市・松阪市 | 県内の生活拠点として、仕事、買い物、医療を重視する人の候補 |
| 伊勢市・志摩市 | 海、観光、漁業、歴史文化に近い暮らしを求める人向け |
| 伊賀市・名張市 | 大阪・奈良方面とのつながりを残しながら、山や農村に近い暮らしをしたい人の候補 |
| 尾鷲市・熊野市 | 熊野灘、山、林業・水産業など東紀州の自然と仕事に関心がある人向け |
四日市市や桑名市は名古屋との結びつきが強く、都市圏での仕事を続けながら住環境を変えたい人が検討しやすい地域です。
津市や松阪市では県内の仕事、買い物、医療を利用しやすい一方、郊外では車中心の生活になりやすくなります。
伊勢志摩や東紀州では海や山に近い暮らしを選べますが、観光シーズンの交通、仕事、医療機関までの距離、台風や大雨への備えが必要です。
太平洋沿岸の地域では、南海トラフ地震を含む地震・津波を想定し、住宅候補地の標高、津波浸水想定、避難場所までの経路を確認しましょう。
伊勢志摩や東紀州へ移住する場合は、海への近さだけで住宅を選ばず、災害リスクと避難方法を事前に確認してください。
県内各地域の暮らし、仕事、住まい、支援制度は、「美し国みえ 移住ポータルサイト」で確認できます。
移住先で利用できる回線を確認したい人は、「地方移住のインターネット事情」も参考にしてください。
近畿地方のおすすめ移住先
近畿地方には、大阪や京都への通勤を続けやすい地域から、琵琶湖、瀬戸内海、日本海、紀伊半島の山間部に近い地域まで、多様な移住先があります。
都市部とのつながりを残したい人は、大津市、奈良市、神戸市などが候補になります。海や山の近くで暮らしたい人は、淡路島、丹後半島、紀南地域なども比較できます。
一方で、大都市へのアクセスがよい地域では住宅費が高くなりやすく、山間部や半島部では車、医療、買い物、災害への備えが重要です。
近畿地方では、大阪・京都への通勤を続けるのか、現地で仕事を探すのかによって、候補地域が大きく変わります。
滋賀県|京都・大阪へのアクセスと琵琶湖の自然を両立しやすい
滋賀県は琵琶湖を囲むように市町があり、京都に近い湖南地域、歴史ある街が多い湖東地域、自然が身近な湖北・湖西地域で暮らしが異なります。
京都や大阪方面での仕事を続けながら住環境を変えたい人から、湖や山に近い暮らしを求める人まで候補を探しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 大津市 | 京都への近さと、琵琶湖に近い生活を両立したい人向け |
| 草津市・守山市 | 鉄道で京都・大阪方面へ移動しながら郊外で暮らしたい人向け |
| 彦根市 | 歴史ある地方都市で、仕事や生活施設も重視したい人向け |
| 長浜市・米原市 | 新幹線や鉄道の利用と、湖北の自然を重視する人向け |
| 高島市 | 琵琶湖、山、アウトドアに近い環境で暮らしたい人向け |
大津市や草津市などは京都方面へ移動しやすく、都市部から生活環境を大きく変えずに移住したい人が比較しやすい地域です。
長浜市や高島市では自然が身近になる一方、住宅の場所によっては車が必要になります。湖北・湖西では冬の積雪や路面凍結も確認しましょう。
琵琶湖や河川に近い住宅を選ぶ場合は、洪水や浸水の想定区域も確認してください。
滋賀県は、京都への通勤を重視するなら湖南地域、自然を優先するなら湖北・湖西地域が候補になります。
県内市町の特徴や移住支援情報は、「滋賀ぐらし」で確認できます。
京都府|京都市の都市生活から丹後・中丹の田舎暮らしまで選べる
京都府は、京都市を中心とする都市部、京都や大阪へ通勤しやすい府南部、里山が広がる南丹地域、日本海に近い中丹・丹後地域で暮らし方が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 京都市 | 仕事、公共交通、医療、文化など都市機能を重視する人向け |
| 宇治市・木津川市 | 京都・大阪・奈良方面への交通と郊外生活を両立したい人向け |
| 亀岡市・南丹市 | 京都市への距離を保ちながら、里山や農村に近い暮らしを求める人向け |
| 福知山市・舞鶴市 | 京都府北部の仕事や生活拠点を重視する人向け |
| 宮津市・京丹後市 | 日本海、漁業、観光、海辺の暮らしに関心がある人向け |
宇治市や木津川市は、京都市や大阪方面へ移動しながら郊外で暮らしたい人の候補になります。
亀岡市や南丹市では、市街地と山間部で交通や買い物環境が異なります。古民家や農村部の住宅を探す場合は、車、冬の道路、インターネット回線も確認しましょう。
福知山市、舞鶴市、綾部市などの中丹地域は、近畿北部の生活・産業拠点として検討できます。宮津市や京丹後市では、日本海側の気候や冬の積雪も考慮が必要です。
「京都への移住」は京都市だけではありません。府南部、南丹、中丹、丹後を分けて比較しましょう。
市町村、仕事、住まい、移住相談の情報は、「京都府公式移住・定住情報サイト 今日と明日」で確認できます。
大阪府|都市の利便性を残しながら郊外や山・海に近い地域へ移れる
大阪府にも、都市部だけでなく、北摂、南河内、泉州など、自然や農地に近い地域があります。
大阪市内での仕事や家族関係を維持しながら、住宅の広さや自然環境を変えたい人にとって、府内移住も選択肢です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 大阪市・堺市 | 仕事、公共交通、医療など都市の利便性を最優先したい人向け |
| 高槻市・茨木市 | 大阪・京都方面への交通と、北摂の住環境を重視する人向け |
| 河内長野市 | 大阪市内への交通を残しながら、山や緑に近い暮らしを求める人向け |
| 能勢町・豊能町 | 農村や山に近い環境で、車中心の暮らしを受け入れられる人向け |
| 阪南市・岬町 | 大阪府内で海の近くに暮らしたい人向け |
高槻市や茨木市は大阪市内と京都方面の両方へ移動しやすく、通勤を続けながら住環境を変えたい人が比較しやすい地域です。
河内長野市や能勢町などでは自然が身近になりますが、駅や中心部から離れると車が必要になりやすくなります。
大阪湾に近い地域では津波や高潮、河川周辺では洪水、山沿いでは土砂災害の想定区域を確認しましょう。
転職や遠方への引っ越しをせず、現在の生活圏を残したまま自然に近づく「府内移住」も検討できます。
府内市町村の移住・定住情報は、「大阪府の移住・定住促進の取組み」から確認できます。
兵庫県|都市・海・島・山間部まで多様な移住先がある
兵庫県は、神戸や阪神間の都市部、播磨、但馬、丹波、淡路島など、地域によって景観、産業、気候が大きく異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 神戸市 | 都市の利便性と、海・山への近さを両立したい人向け |
| 明石市・姫路市 | 鉄道交通や地方都市の生活環境を重視する人向け |
| 丹波篠山市・丹波市 | 京阪神との距離を保ちながら、里山や農村で暮らしたい人向け |
| 豊岡市・朝来市 | 但馬の山や日本海に近い環境で暮らしたい人向け |
| 淡路市・洲本市・南あわじ市 | 島、海、農業、観光に近い暮らしを求める人向け |
神戸市は市街地、海沿い、山側、農村地域を含み、同じ市内でも暮らし方が大きく異なります。
丹波地域は京阪神とのつながりを残しながら、里山や古民家に近い暮らしを検討できます。但馬地域では、冬の積雪や公共交通、医療機関までの距離を確認しましょう。
淡路島は本州・四国と道路でつながっていますが、住宅の場所によっては車が欠かせません。海沿いでは津波や高潮、台風時の交通への影響も確認が必要です。
兵庫県は地域差が大きいため、「神戸に近いか」だけでなく、摂津・播磨・但馬・丹波・淡路を分けて比較しましょう。
県内各地の暮らしや移住者の体験は、「兵庫で暮らせば…」で確認できます。
奈良県|大阪へ通勤しやすい北西部と奥大和の山間地域を選べる
奈良県は、大阪や京都へ移動しやすい奈良盆地周辺と、山や集落が広がる南部・東部の奥大和で生活環境が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 奈良市 | 大阪・京都への交通と、歴史や自然に近い暮らしを両立したい人向け |
| 生駒市・香芝市 | 大阪方面への通勤を続けながら郊外で暮らしたい人向け |
| 橿原市・桜井市 | 奈良県中南部の生活環境と歴史文化を重視する人向け |
| 宇陀市 | 高原や里山に近く、大阪方面との距離も考慮したい人向け |
| 吉野町・川上村・十津川村 | 山、林業、地域とのつながりを重視する人向け |
奈良市や生駒市など県北西部は、鉄道を利用して大阪方面へ通勤できる地域があります。
宇陀市や奥大和地域では自然が身近になる一方、買い物、通院、通勤には車が必要になりやすくなります。
山間部では、大雨による土砂災害や道路の通行止め、冬の凍結、救急医療までの距離を確認してください。
大阪へ通勤したい人は奈良盆地周辺、山や地域とのつながりを重視する人は奥大和を中心に比較できます。
県内の移住相談、市町村支援、仕事、住まいは、「奈良県の移住・定住情報」から確認できます。
和歌山県|大阪に近い県北部から海と山が広がる紀南まで選べる
和歌山県は、大阪に近い県北部、紀伊山地と海に囲まれた県中部・南部で、交通や仕事、日常生活の環境が異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 和歌山市 | 県内の仕事、買い物、医療と、大阪への交通を重視する人向け |
| 橋本市 | 大阪方面とのつながりを残しながら、山に近い環境で暮らしたい人向け |
| 田辺市・白浜町 | 海、山、温泉、観光に近い暮らしを求める人向け |
| 新宮市・那智勝浦町 | 熊野地域の自然、観光、海に関わる暮らしに関心がある人向け |
| 紀美野町・有田川町 | 里山や農業に近い環境で暮らしたい人向け |
和歌山市や橋本市は大阪方面とのつながりを維持しやすく、県外への移動も考えながら暮らしたい人の候補になります。
田辺市、白浜町、新宮市などの紀南地域では、海や山の近くで暮らせる一方、大都市までの移動時間、仕事、医療、車の必要性を確認する必要があります。
和歌山県沿岸部では、南海トラフ地震を含む地震・津波への備えが重要です。住宅の標高、浸水想定、避難場所、避難にかかる時間まで確認しましょう。
山間部では大雨による土砂災害や道路の通行止めも想定し、複数の移動経路があるか調べておくと安心です。
和歌山県では、海や山の魅力だけで住宅を決めず、災害リスクと日常の生活動線をあわせて確認してください。
県内市町村の仕事、住まい、支援制度、移住者の体験は、「WAKAYAMA LIFE」で確認できます。
候補地での生活を実際に確かめたい人は、「地方移住のお試し移住とは?」も参考にしてください。
中国地方のおすすめ移住先
中国地方には、瀬戸内海に面した都市、日本海側の街、山間部の農村、離島など、異なる環境の移住先があります。
岡山市や広島市のように都市機能が集まる地域から、鳥取・島根の日本海沿岸、岡山・広島・山口の瀬戸内地域まで、希望する暮らしに応じて候補を探せます。
一方で、山陰と山陽、沿岸部と中国山地では、交通、冬の天候、仕事、車の必要性が異なります。
中国地方では、県名だけでなく、日本海側・瀬戸内側・山間部のどこで暮らすかを分けて比較しましょう。
鳥取県|市街地・海・大山に近い暮らしを選べる
鳥取県は東西に長く、鳥取市を中心とする東部、倉吉市がある中部、米子市・境港市を中心とする西部で生活圏が異なります。
県内の都市部で暮らすほか、日本海、大山、農村に近い地域も移住候補になります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 鳥取市 | 県東部の仕事、買い物、医療と、日本海や山への近さを重視する人向け |
| 倉吉市 | 県中部の生活拠点で、歴史ある街並みや温泉地域に近い暮らしを求める人向け |
| 米子市 | 鳥取県西部の都市機能と、大山・島根県東部へのアクセスを重視する人向け |
| 境港市 | 海、港、水産業に近い地域で暮らしたい人向け |
| 智頭町・若桜町 | 山、林業、地域とのつながりを重視する人向け |
鳥取市や米子市には仕事、買い物、医療などの生活施設がありますが、住宅の場所によっては車が必要です。
米子市は大山や中海に近く、隣接する島根県の松江市方面も含めて生活圏を考えられます。
智頭町や若桜町などの山間地域では、仕事、買い物、病院、冬の道路状況、インターネット回線まで確認しましょう。
日本海沿岸では冬の風や雪、海に近い住宅では津波や高潮の想定区域も確認が必要です。
都市機能を重視するなら鳥取市・米子市、山や地域との関わりを重視するなら中山間地域が候補になります。
市町村ごとの仕事、住まい、暮らし、支援情報は、「鳥取来楽暮」で確認できます。
島根県|松江・出雲の市街地から石見・隠岐の地域まで選べる
島根県は、松江市や出雲市がある県東部の出雲地域、浜田市や益田市を中心とする石見地域、離島の隠岐地域で暮らしが異なります。
地方都市の生活環境、海や山に近い暮らし、農林水産業、島暮らしなど、複数の選択肢があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 松江市 | 県庁所在地の仕事、買い物、医療と、宍道湖に近い暮らしを求める人向け |
| 出雲市 | 市街地の生活環境と、海・農村・地域企業への就職を比較したい人向け |
| 浜田市・益田市 | 石見地域の生活拠点や、日本海に近い暮らしを重視する人向け |
| 雲南市・大田市 | 里山、農業、歴史文化に近い地域で暮らしたい人向け |
| 隠岐諸島 | 島の自然、漁業、地域とのつながりを生活の中心にしたい人向け |
松江市と出雲市は、県内で仕事や生活施設を確保しながら、海、湖、山に近い暮らしを検討しやすい地域です。
浜田市や益田市は石見地域の生活拠点になりますが、松江市や広島市までの距離も確認しておきましょう。
中山間地域では車が必要になりやすく、買い物、通院、冬の道路、地域内での仕事が重要になります。
隠岐諸島へ移住する場合は、島内の仕事や医療に加えて、船や飛行機の運航、悪天候時の欠航、物流への影響も確認してください。
島暮らしを検討する場合は、観光で訪れるだけでなく、冬や悪天候時を含む生活を体験してから判断しましょう。
島根県内の仕事、住まい、市町村、移住支援情報は、「くらしまねっと」で確認できます。
岡山県|都市の利便性・瀬戸内・県北の自然から選べる
岡山県は、岡山市や倉敷市がある県南部、津山市や真庭市などの県北部で、交通、気候、仕事、暮らし方が異なります。
大阪方面とのつながりを残しながら地方都市で暮らしたい人や、瀬戸内海、農村、山間部に近い地域を探している人が比較しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 岡山市 | 仕事、交通、買い物、医療など都市の利便性を重視する人向け |
| 倉敷市 | 歴史ある街並み、地域企業、岡山市への交通を重視する人向け |
| 津山市 | 県北部の生活拠点で、地域企業への就職や山に近い暮らしを考える人向け |
| 真庭市 | 蒜山高原、林業、農業、自然に近い暮らしに関心がある人向け |
| 玉野市・瀬戸内市 | 瀬戸内海や島への近さを重視しながら暮らしたい人向け |
岡山市は鉄道や商業施設、医療機関が集まり、都市部からの移住でも生活を変えすぎたくない人が検討しやすい地域です。
倉敷市は市街地、工業地域、海沿い、山側で環境が異なるため、勤務先と住宅候補の位置関係を確認しましょう。
津山市や真庭市など県北部では、県南部より冬の寒さや積雪の影響を受けやすい地域があります。
瀬戸内海沿岸では海に近い生活を選べますが、津波、高潮、洪水、土砂災害など、住宅候補地ごとのハザードマップを確認してください。
都市の利便性を求めるなら岡山市・倉敷市、山や農林業に近い暮らしを求めるなら県北部が候補になります。
市町村、仕事、住まい、相談窓口、支援情報は、「おかやま晴れの国ぐらし」で確認できます。
広島県|地方都市・瀬戸内の島・中国山地から選べる
広島県は、広島市を中心とする県西部、福山市や尾道市がある県東部、瀬戸内海の島しょ部、三次市や庄原市がある県北部で暮らし方が異なります。
仕事や都市機能を重視する人から、海、島、農村、山間地域での暮らしを求める人まで、幅広い候補があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 広島市 | 仕事、公共交通、医療、買い物など都市機能を重視する人向け |
| 福山市 | 県東部の仕事や生活環境と、岡山方面への交通を重視する人向け |
| 東広島市 | 広島市へのアクセス、地域企業、大学周辺の生活環境を重視する人向け |
| 尾道市・江田島市 | 瀬戸内海、島、港町での暮らしや観光に関わる仕事に関心がある人向け |
| 三次市・庄原市 | 中国山地の自然、農業、林業、広い住宅環境を求める人向け |
広島市は公共交通や生活施設を利用しやすく、都市の利便性と瀬戸内海・山への近さを両立しやすい地域です。
福山市は広島県東部の生活・産業拠点で、岡山県との行き来も含めて仕事や生活圏を考えられます。
尾道市や江田島市では海や島に近い暮らしを選べますが、坂道、橋や船による移動、買い物、通院、台風時の交通を確認しましょう。
三次市や庄原市など県北部では、冬の積雪や道路の凍結、車の必要性、広島市までの移動時間が重要です。
広島県では、広島市・福山市などの都市部、瀬戸内の島しょ部、県北の山間地域を分けて比較しましょう。
県内市町の特徴、住まい、仕事、定住支援は、「広島暮らし」で確認できます。
山口県|瀬戸内海・日本海・福岡に近い地域から選べる
山口県は三方を海に囲まれ、瀬戸内海側、日本海側、福岡県に近い西部で、産業、交通、暮らし方が異なります。
下関市から福岡県方面へ移動する暮らし、山口市や宇部市などの地方都市での生活、萩市や長門市の日本海沿岸、周防大島町の島暮らしなどを比較できます。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 下関市 | 北九州市・福岡方面への交通と、海に近い都市生活を重視する人向け |
| 山口市 | 県庁所在地の生活環境と、山や温泉に近い暮らしを求める人向け |
| 宇部市・周南市 | 地域企業への就職や、瀬戸内海側の地方都市で暮らしたい人向け |
| 萩市・長門市 | 日本海、歴史文化、農林水産業に近い暮らしを求める人向け |
| 周防大島町 | 瀬戸内海の島、農業、漁業、海辺の暮らしに関心がある人向け |
下関市は関門海峡を挟んで北九州市に近く、山口県内だけでなく福岡県側も含めて仕事や生活圏を考えられます。
山口市は行政機関や生活施設がある一方、市内が広いため、住宅の場所によっては車が必要です。
宇部市や周南市では、地域企業への就職を含めて移住を検討できます。勤務先と住宅候補地を結ぶ交通手段も確認しましょう。
萩市、長門市、周防大島町などでは海に近い暮らしができますが、大都市までの距離、医療、買い物、車、台風や高潮への備えが必要です。
半島部や島しょ部では、地図上の距離だけでなく、実際の道路、橋、公共交通を使った移動時間を確認してください。
市町の特徴、仕事、住まい、相談窓口、移住者の体験は、「住んでみぃね!ぶちええ山口」で確認できます。
郊外や山間部、島しょ部で車が必要か判断したい人は、「地方移住に車は必要?」も参考にしてください。
九州・沖縄地方のおすすめ移住先
九州・沖縄地方には、福岡市や熊本市などの地方都市、温泉地、農村、海沿い、離島まで幅広い移住先があります。
温暖な地域を探している人や、海、農業、アウトドアを身近に感じながら暮らしたい人にとって、候補を見つけやすいエリアです。
一方で、都市部を離れるほど車が必要になりやすく、台風、大雨、火山、地震、津波など、地域ごとの災害リスクも異なります。
離島へ移住する場合は、仕事や住まいだけでなく、船・飛行機の運航、物流、医療、大都市へ移動する費用まで確認しましょう。
九州・沖縄地方では、県庁所在地、郊外、半島、山間部、離島を分けて比較することが重要です。
福岡県|都市の仕事と地方暮らしを両立しやすい
福岡県には、福岡市を中心とする福岡地域、北九州市を中心とする北九州地域、久留米市などがある筑後地域、飯塚市などがある筑豊地域があります。
九州内で仕事や交通の利便性を重視しながら、海、山、農村に近い暮らしも比較しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 福岡市 | 仕事、公共交通、医療、買い物など都市の利便性を重視する人向け |
| 北九州市 | 地域企業への就職と、都市機能・海・山への近さを両立したい人向け |
| 久留米市 | 筑後地域の生活拠点として、仕事、医療、交通を重視する人向け |
| 糸島市 | 福岡市との距離を保ちながら、海や農地に近い暮らしを求める人向け |
| 宗像市・福津市 | 福岡市・北九州市方面への交通と、海沿いの住環境を両立したい人向け |
福岡市は九州内でも仕事や公共交通の選択肢が多く、都市部から移住しても生活環境を変えすぎたくない人に向いています。
北九州市は市域が広く、駅周辺の市街地、工業地域、海や山に近い住宅地などから生活環境を選べます。
糸島市や宗像市、福津市は海に近い暮らしを検討できますが、人気地域では住宅費が高くなることがあります。
筑後・筑豊地域では住宅の広さや自然環境を重視しやすい一方、勤務先や住宅の場所によっては車が必要です。
仕事と交通を優先するなら福岡市・北九州市、海や郊外の環境を重視するなら周辺市町まで広げて比較しましょう。
県内市町村の移住・定住情報や相談窓口は、「福岡県の移住・定住情報」から確認できます。
佐賀県|福岡へのアクセスと海・農村・温泉地域を比較できる
佐賀県は福岡県と長崎県の間に位置し、福岡市方面へ移動しやすい東部、県庁所在地の佐賀市、玄界灘に面する唐津市、有明海側の地域などがあります。
都市圏とのつながりを残しながら、住宅費や住環境を見直したい人が比較しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 佐賀市 | 県内の仕事、買い物、医療など生活の利便性を重視する人向け |
| 鳥栖市・基山町 | 福岡方面への通勤や鉄道・道路交通を重視する人向け |
| 唐津市 | 玄界灘、漁業、歴史文化に近い暮らしを求める人向け |
| 武雄市・嬉野市 | 温泉、観光、自然に近い地方都市で暮らしたい人向け |
| 伊万里市・有田町 | 焼き物などの地域産業や、山・海に近い環境に関心がある人向け |
鳥栖市や基山町は福岡方面へ移動しやすく、現在の仕事を続けながら住環境を変えたい人の候補になります。
佐賀市は県内の生活拠点ですが、市街地を離れると車中心の生活になりやすくなります。
唐津市、伊万里市、有田町などは海や地域産業に近い暮らしを選べますが、福岡市や佐賀市までの移動時間も確認しましょう。
有明海側や河川周辺では洪水・浸水、山沿いでは土砂災害の想定区域を確認してください。
佐賀県では、福岡への通勤を重視する東部と、海・温泉・地域産業に近い西部や北西部を分けて比較できます。
県内市町の特徴、仕事、住まい、支援制度は、「サガスマイル」で確認できます。
長崎県|港町・地方都市・半島・離島から移住先を選べる
長崎県には、長崎市や佐世保市などの都市部、大村市・諫早市を含む県央地域、島原半島、五島列島、壱岐、対馬などがあります。
海や島に近い暮らしを求める人にとって候補が多い一方、坂道、船や飛行機による移動、医療・物流の確認が重要です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 長崎市 | 仕事、医療、歴史文化、港町の暮らしを重視する人向け |
| 佐世保市 | 県北部の都市機能と、海や島に近い環境を両立したい人向け |
| 大村市・諫早市 | 空港、鉄道、道路交通と、県央地域の生活環境を重視する人向け |
| 島原市・雲仙市・南島原市 | 温泉、農業、海、火山に近い半島の暮らしを求める人向け |
| 五島市・新上五島町・壱岐市・対馬市 | 離島の自然、漁業、地域とのつながりを重視する人向け |
長崎市は生活施設が集まる一方、坂の多い地域があり、住宅から駅やバス停までの移動も確認する必要があります。
大村市や諫早市は空港や鉄道、高速道路を利用しやすく、長崎市・佐世保市方面への移動も考えられます。
島原半島では温泉や農業、海に近い暮らしを選べますが、火山、防災、半島外への交通を確認しましょう。
離島では、島内の仕事、住宅、病院、学校だけでなく、船・飛行機の運賃、欠航時の対応、商品の配送を調べる必要があります。
長崎県の離島移住では、島内で完結する生活と、本土へ移動する頻度の両方を想定して費用を計算しましょう。
仕事、住まい、市町の暮らし、お試し住宅は、「ながさき移住ナビ」で確認できます。
熊本県|熊本市の都市生活から阿蘇・天草・県南の自然まで選べる
熊本県には、熊本市を中心とする都市圏、阿蘇の高原地域、天草の島しょ部、八代市や人吉市を含む県南地域などがあります。
都市の利便性、地域企業への転職、農業、温泉、海や山に近い暮らしなど、希望に応じた候補を探しやすい県です。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 熊本市 | 仕事、公共交通、医療、買い物など都市機能を重視する人向け |
| 合志市・菊陽町 | 熊本市への交通と、郊外の住宅環境を両立したい人向け |
| 阿蘇市・南阿蘇村 | 高原、山、温泉、農業に近い暮らしを求める人向け |
| 八代市・人吉市 | 県南地域の仕事や生活環境、川・山に近い暮らしを重視する人向け |
| 天草市・上天草市 | 海、島、漁業、マリンスポーツに近い暮らしを希望する人向け |
熊本市は県内の仕事や生活施設が集まり、都市部からの移住でも生活を変えすぎたくない人が検討しやすい地域です。
阿蘇地域では自然や温泉が身近になりますが、冬の寒さ、道路の凍結、火山活動に関する情報も確認しましょう。
人吉・球磨地域では川や山に近い暮らしを選べる一方、大雨、洪水、土砂災害への備えが必要です。
天草地域では海に近い暮らしができますが、熊本市までの移動時間、道路状況、医療、車の必要性を確認してください。
熊本県は、熊本都市圏、阿蘇、県南、天草で生活圏が大きく異なります。
県内市町村の特徴、仕事、住まい、移住支援は、「KUMAMOTO LIFE」で確認できます。
大分県|温泉地・地方都市・瀬戸内・山間部から選べる
大分県には、県庁所在地の大分市、温泉地として知られる別府市・由布市、福岡県に近い県北地域、山に囲まれた日田市や竹田市などがあります。
地方都市の仕事、温泉、農業、海、山に近い暮らしなど、複数の生活スタイルを比較できます。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 大分市 | 仕事、医療、買い物など県内の都市機能を重視する人向け |
| 別府市・由布市 | 温泉、観光、自然に近い暮らしやサービス業に関心がある人向け |
| 中津市・宇佐市 | 福岡県方面への交通や、地域企業への就職を重視する人向け |
| 日田市・竹田市 | 山、川、温泉、農林業に近い暮らしを求める人向け |
| 豊後高田市・国東市 | 海、農村、古い街並み、国東半島の自然に関心がある人向け |
大分市は県内の生活・産業拠点で、市街地では仕事や買い物、医療を利用しやすい環境があります。
別府市や由布市では温泉や観光に近い暮らしができますが、観光シーズンの混雑や住宅費も確認しましょう。
中津市や宇佐市は福岡県東部との行き来も考えながら、仕事や生活圏を比較できます。
日田市や竹田市などの内陸・山間地域では、大雨、洪水、土砂災害、冬の道路、医療機関までの距離が重要です。
大分県では、大分市周辺、温泉地、県北、山間部で仕事や交通環境が異なります。
県内18市町村の暮らし、仕事、住まい、支援制度は、「おおいた暮らしの第一歩」で確認できます。
宮崎県|温暖な気候と海・都市・農村の暮らしを比較できる
宮崎県には、県庁所在地の宮崎市、農業や地域企業が集まる都城市、県北の延岡市・日向市、県南の日南市・串間市、山間部の高千穂町などがあります。
海やサーフィン、農業、温暖な気候に関心がある人から、地方都市の生活環境を重視する人まで候補を探せます。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 宮崎市 | 仕事、買い物、医療と、海や自然への近さを両立したい人向け |
| 都城市 | 農業、畜産、地域企業への就職や、広い住宅環境を求める人向け |
| 延岡市 | 県北部の仕事、医療、買い物など生活の拠点を重視する人向け |
| 日向市 | 海、サーフィン、港町に近い暮らしを希望する人向け |
| 日南市・串間市 | 海、農業、漁業、県南の温暖な環境を重視する人向け |
| 高千穂町 | 山、観光、農林業、地域とのつながりを重視する人向け |
宮崎市は市街地に買い物や医療などの生活施設があり、海や山にも移動しやすい地域です。
ただし、市街地を離れると公共交通が少なくなり、通勤、買い物、通院には車が必要になりやすくなります。
日向市や日南市、串間市では海に近い暮らしを選べますが、台風、大雨、津波、塩害への備えも必要です。
高千穂町などの山間部では、仕事、病院、買い物、道路の通行止め、インターネット回線を確認しましょう。

私は大阪から宮崎市青島へ移住しました。海の近さだけでなく、仕事を続けられること、買い物や病院に困らないことも考えて宮崎市を選びました。
宮崎県の沿岸部では、南海トラフ地震による津波を想定し、住宅の標高と避難場所を必ず確認してください。
県内市町村の暮らし、仕事、住まい、移住相談は、「あったか宮崎ひなた暮らし」で確認できます。
鹿児島県|都市・火山・半島・多くの離島から選べる
鹿児島県には、鹿児島市を中心とする都市部、霧島市や鹿屋市などの地方都市、薩摩半島・大隅半島、種子島、屋久島、奄美群島などがあります。
海、山、温泉、農業、島暮らしなど多様な選択肢がありますが、県内の移動距離や交通手段も大きく異なります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 鹿児島市 | 仕事、公共交通、医療、買い物など県内の都市機能を重視する人向け |
| 霧島市 | 空港、温泉、地域企業への就職と自然への近さを両立したい人向け |
| 鹿屋市 | 大隅半島の生活拠点や、農畜産業に近い暮らしを重視する人向け |
| 薩摩川内市・出水市 | 県北西部の仕事や生活環境、海・農村への近さを求める人向け |
| 西之表市・屋久島町 | 種子島・屋久島の自然や、島の仕事に関心がある人向け |
| 奄美市・奄美群島 | 亜熱帯の自然、海、島文化に近い暮らしを希望する人向け |
鹿児島市は県内の仕事や生活施設が集まりますが、桜島の火山灰や降灰時の生活も確認したいポイントです。
霧島市は空港や高速道路を利用しやすく、県外への移動を重視する人にも候補になります。
鹿屋市を含む大隅半島では車中心の生活になりやすく、鹿児島市方面への移動方法も確認しましょう。
種子島、屋久島、奄美群島などへの移住では、台風、船や飛行機の欠航、医療、物流、家賃や住宅不足も含めて調べる必要があります。
鹿児島県の離島では、本土と同じ感覚で仕事・住宅・交通を考えず、島ごとの生活条件を確認しましょう。
県内市町村、仕事、住まい、お試し移住の情報は、「かごしま移住ネット」で確認できます。
沖縄県|本島都市部・北部・離島で生活環境が大きく異なる
沖縄県には、那覇市を中心とする都市部、本島中部・北部、宮古島・石垣島、さらに小規模な離島があります。
海や温暖な気候、独自の文化に魅力を感じる人が多い一方、仕事、住宅費、車、台風、物流、本土への交通を現実的に確認する必要があります。
| 代表的な地域 | 主な特徴 |
|---|---|
| 那覇市・浦添市 | 仕事、公共交通、医療、買い物など都市の利便性を重視する人向け |
| 沖縄市・うるま市 | 本島中部の仕事や生活環境と、郊外の住まいを比較したい人向け |
| 名護市 | 本島北部の生活拠点と、海・山への近さを重視する人向け |
| 南城市・読谷村 | 那覇方面との距離を考えながら、海や農村に近い暮らしを求める人向け |
| 宮古島市・石垣市 | 海、観光、島の仕事に近い暮らしを希望する人向け |
| 久米島町・与那国町など | 小規模な離島で、地域とのつながりを重視する人向け |
那覇市周辺では公共交通を利用できる地域がありますが、本島中北部や郊外では車が必要になりやすくなります。
宮古島市や石垣市では都市部よりも島の生活施設が集まっていますが、観光需要による住宅の探しにくさや家賃も確認しましょう。
小規模な離島では、診療所で対応できる医療、学校、仕事、生活用品の購入方法、本島への移動を詳しく調べる必要があります。
沖縄県では台風の接近により、飛行機や船の欠航、停電、物流の遅れが発生することがあります。塩害や湿気への住宅対策も確認しましょう。
沖縄移住は「海の近くで暮らす」だけでなく、本島都市部、本島北部、主要離島、小規模離島を分けて比較することが大切です。
県内41市町村の暮らし、仕事、移住体験、相談情報は、「おきなわ島ぐらし」で確認できます。
離島への移住を検討する場合は、短期滞在だけで決めず、可能であれば繁忙期や台風シーズン以外の生活も確認してください。
自分に合う移住先を絞り込む方法
全国47都道府県を比較すると、魅力的に感じる地域が複数見つかることもあります。
ただし、候補を増やしすぎると比較が難しくなるため、最初に重視する条件を決めましょう。
都道府県の知名度や移住ランキングだけではなく、仕事、住宅、交通、医療、気候など、実際の生活に関わる条件から絞り込むことが大切です。
都道府県ではなく市町村まで比較する
同じ都道府県内でも、県庁所在地、郊外、沿岸部、山間部、離島では暮らし方が大きく異なります。
たとえば、宮崎県でも、宮崎市、都城市、日向市、高千穂町では、仕事、交通、気候、海や山への近さが異なります。
候補となる都道府県が決まったら、その中から2〜4市町村ほど選び、次の項目を比較しましょう。
- 希望する仕事や求人があるか
- 家賃や住宅価格はいくらか
- 車が何台必要になるか
- スーパーや病院まで何分かかるか
- 学校や保育園を利用しやすいか
- 空港や新幹線駅までどのくらいかかるか
- 台風、積雪、津波などのリスクがあるか
「長野県に移住したい」ではなく、「松本市と佐久市のどちらが生活に合うか」まで具体化すると判断しやすくなります。
仕事・交通・気候・医療を同じ基準で比べる
候補地を比較するときは、地域ごとに見る項目を変えず、同じ基準で表にまとめる方法がおすすめです。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 仕事 | 求人、想定年収、通勤時間、リモートワークの継続可否 |
| 住宅 | 家賃、購入価格、空き家、駐車場、災害リスク |
| 交通 | 鉄道・バス、車の必要性、空港や都市部までの移動時間 |
| 生活 | スーパー、病院、学校、保育園、行政窓口 |
| 気候 | 暑さ、寒さ、積雪、台風、湿気、降灰 |
| 災害 | 地震、津波、洪水、土砂災害、火山の想定区域 |
| 人間関係 | 地域行事、自治会、移住者同士の交流、相談窓口 |
家賃が安い地域でも、夫婦で車を2台所有することになれば、移住前より生活費が増える可能性があります。
反対に、住宅費が少し高くても、駅や病院、スーパーに近く、車なしで暮らせる地域の方が家計に合う場合もあります。
住宅費だけでなく、交通費、車の維持費、光熱費、帰省費まで含めて比較しましょう。
移住後の生活費については、「地方移住の生活費はいくら?」も参考にしてください。
旅行ではなく日常生活を試す
候補地が2〜3地域まで絞れたら、実際に現地を訪れます。
観光地や飲食店だけを見るのではなく、平日の通勤時間帯やスーパー、病院、住宅地を確認しましょう。
- 朝夕の道路を走ってみる
- 住宅候補からスーパーまで移動する
- 病院や学校までの距離を確認する
- 駅やバス停の時刻表を見る
- 携帯電話の電波を確認する
- 地域の人や移住相談員に話を聞く
可能であれば、夏と冬、晴天時と悪天候時など、異なる季節や条件で訪れると、暮らしを想像しやすくなります。
移住体験住宅や短期滞在施設を利用すれば、ホテルとは違う日常に近い生活を試せます。
観光で楽しい地域と、毎日暮らしやすい地域が同じとは限りません。
現地で生活を試す方法は、「地方移住のお試し移住とは?」で詳しく解説しています。
大阪から宮崎へ移住して感じた移住先選びのポイント
私は大阪から宮崎市青島へ移住しました。
「【30代で地方移住を決めた理由】引きこもりから人生を変えた話」でもお話ししていますが、
サーファーの友人の誘いで宮崎へサーフィン旅行に行ったのがきっかけで移住することになりました。
移住先選びの決め手となったのは、サーフィン旅行を重ねることでサーフィン仲間とのつながりができたからという面がかなり大きいです。
こんな人たちと出会った、など、リサーチによる土地選びとは別なことがきっかけになって移住先が決まることもあります。
サーフィンだけなら、宮崎県のなかだけでも日向や日南など魅力的なエリアがたくさんあります。
宮崎県宮崎市を選んだのは、その土地やそこで出会った人々に魅せられたからです。

現在、家族ができたことがきっかけとなって、青島を離れて宮崎市内の住宅街へと引っ越しました。
妻の職場、交通や買い物、病院の利便性、子育て、災害など様々なことを考えるようになり、同じ宮崎県内でも、地域を変える必要性を感じました。
移住を考える場合、思い切った行動力も大事ですが、気になる土地に何度も通い、じっくり時間をかけて自分が暮らしたい場所を探すのが後悔しない移住先選びのポイントです。
まとめ|47都道府県を比較して自分に合う移住先を探そう
地方移住におすすめの都道府県は、仕事、家族構成、交通、気候、趣味によって異なります。
都市の利便性を残したい人には地方の県庁所在地、東京や大阪へ定期的に移動する人には新幹線や空港を利用しやすい地域が候補になります。
海、山、農業、島暮らしを重視する場合も、全国各地にさまざまな選択肢があります。
ただし、同じ都道府県でも、市街地、郊外、沿岸部、山間部では生活環境が異なります。
候補地を決めるときは、次の順番で進めましょう。
- 希望する仕事と暮らしを整理する
- 候補となる都道府県を3〜5か所選ぶ
- 各都道府県から市町村を2〜4か所選ぶ
- 仕事、住宅、交通、医療、気候、災害を比較する
- 現地を訪れて日常生活を試す
- 支援制度と住宅を確認して移住計画を立てる
人気ランキングの1位ではなく、自分が無理なく仕事と生活を続けられる地域が、本当におすすめできる移住先です。
移住先が決まった後の準備は、「地方移住の準備チェックリスト」を参考に進めてください。
利用できる支援制度や補助金は、「地方移住で利用できる支援制度」で解説しています。

