在宅ワークにはどんな仕事がある?未経験から目指せる職種・学び方・求人サイト

在宅ワークで目指せる仕事の種類や学び方、求人サイトをまとめたアイキャッチ画像 働き方・リモートワーク
※本記事はプロモーションを含みます。

在宅ワークに興味があっても、具体的にどのような仕事があるのか分からない人は多いのではないでしょうか。

  • エンジニア以外にも在宅で働ける仕事はあるのか
  • パソコンを使った仕事が未経験でも始められるのか
  • スクールへ通わなければ仕事にできないのか
  • どの求人サイトや案件サイトを使えばよいのか
  • 無職やブランクがあっても応募できるのか

在宅ワークというと、プログラマーやWebデザイナーなど、専門的な仕事を思い浮かべるかもしれません。

しかし、実際にはプログラミングを必要としない在宅の仕事もあります。

また、会社に雇用されて在宅勤務をする方法と、副業や業務委託として個人で仕事を受ける方法では、収入の仕組みや仕事の探し方が異なります。

ローカリアン
ローカリアン

私は30歳を目前に無職となり、心身の調子を崩して自宅に引きこもっていた時期があります。
その後、Web系企業で働き始め、現在まで約10年間、フルリモート勤務を続けています。

地方移住までは考えていなくても、働き方を変えることで、生活や人生の選択肢を増やせる人はいると思います。

疑問この記事の結論
エンジニア以外にも在宅の仕事はある?オンライン事務、カスタマーサポート、営業、Webライター、SNS運用など、非エンジニア向けの仕事もある
未経験から始められる?未経験可の仕事はあるが、基本的なパソコン操作や業務に必要なスキルは身につける必要がある
スクールへ通う必要はある?すべての仕事で必要ではない。Webデザインやエンジニアなど、制作物や専門技術が求められる職種では選択肢になる
どこで仕事を探す?雇用されたい人は求人サイト、副業や業務委託で始めたい人はクラウドソーシングや案件サイトを利用する
最初からフルリモートを目指せる?求人数が限られるため、一部出社やアシスタント業務で経験を積んでから目指す方法も現実的
無職やブランクがあっても働ける?可能。注意点としては在宅でも報告、相談、納期管理、人とのやり取りは必要になるということ

この記事では、在宅ワークでできる仕事を、非エンジニア職、Web・クリエイティブ職、エンジニア職に分け、必要な学習方法と仕事の探し方まで解説します。

移住を考えている人だけでなく、今の通勤や職場環境に悩み、在宅で働く方法を知りたい人も参考にしてください。

地方移住後の仕事全般を比較したい方は、「地方移住に向いている仕事12選|フルリモート・地域企業・在宅ワークを比較」も参考にしてください。

在宅ワークの仕事は大きく3種類に分けられる

在宅ワークを非エンジニア職・Webクリエイティブ職・エンジニア職の3種類に分けた図解

在宅でできる仕事は、非エンジニア職、Web・クリエイティブ職、エンジニア職の3種類に分けると整理しやすくなります。

分野主な仕事プログラミング未経験からの始めやすさ
非エンジニア職オンライン事務、カスタマーサポート、営業、採用補助、Webライター原則不要比較的始めやすい仕事もある
Web・クリエイティブ職SNS運用、Webマーケティング、Webデザイン、動画編集、Webディレクター不要〜一部必要学習や制作例が必要
エンジニア職Webエンジニア、システム開発、AIアプリ開発必要学習期間と実務経験が必要

同じ在宅ワークでも、仕事によって必要な知識や働き方は異なります。

オンライン事務やカスタマーサポートは、これまでの事務や接客の経験を活かせる可能性があります。

一方、Webデザインや動画編集では、応募時に制作例やポートフォリオを求められることがあります。

WebエンジニアやAIアプリ開発を目指す場合は、プログラミングの学習に加えて、実際にシステムやWebサービスを作る経験が必要です。

在宅ワークを探すときは、最初から「自宅でできる仕事」という条件だけで絞らず、どのような業務なら続けられそうか、何を学ぶ必要があるかまで確認しましょう。

在宅ワークには雇用型と業務委託型がある

在宅ワークの働き方を雇用型・副業業務委託・フリーランスの3種類で比較した図解

在宅ワークを探す前に、会社に雇用されて働くのか、自分で業務委託の仕事を受けるのかを分けて考える必要があります。

どちらも自宅で仕事ができますが、収入の安定性、契約、社会保険、仕事の探し方が異なります。

働き方主な契約収入仕事の探し方向いている人
雇用型の在宅勤務正社員・契約社員・派遣・アルバイト給与として支払われる求人サイト・転職エージェント毎月の収入を安定させたい人
副業・業務委託業務委託契約案件ごとに支払われるクラウドソーシング・案件サイト現在の仕事を続けながら小さく始めたい人
フリーランス複数の業務委託契約受注状況で変動する紹介・直接営業・案件サイト実務経験があり、自分で仕事を管理できる人

会社に雇用されて在宅勤務をする

正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなどとして、会社と雇用契約を結ぶ働き方です。

条件を満たせば、社会保険や雇用保険の対象になります。

主な仕事には、次のようなものがあります。

  • オンライン事務
  • カスタマーサポート
  • 営業
  • 採用・人事
  • Webマーケティング
  • Webデザイン
  • エンジニア
  • Webディレクター
  • 経理・労務

ただし、「リモートワーク可能」と「完全在宅勤務」は同じではありません。

求人によっては、研修期間中の出社、月数回の出社、取引先への訪問、出張などが必要です。

求人票を見るときは、次の条件を確認しましょう。

  • 入社直後から在宅勤務できるか
  • 研修中の出社があるか
  • 月や週に何回出社するか
  • 居住地域に制限があるか
  • 転勤や出張があるか
  • パソコンは貸与されるか
  • 勤務時間が固定されているか
  • 残業や休日対応があるか

フルリモート求人の具体的な確認ポイントは、「フルリモート求人の選び方|10年働いて分かった後悔しない会社選びのポイント」で詳しく解説しています。

副業・業務委託として仕事を受ける

会社に雇用されず、企業や個人事業主から仕事を受ける方法です。

Webライティング、Webデザイン、動画編集、SNS運用、オンライン秘書、営業代行、システム開発などの仕事があります。

自分で仕事量を調整しやすい一方、毎月同じ金額を受け取れるとは限りません。

また、案件探し、契約、納品、請求、税金の手続きなども自分で行います。

特に初心者は、報酬額だけを見るのではなく、次の条件を確認してください。

  • 具体的な仕事内容
  • 納期
  • 修正回数
  • 報酬の支払日
  • 振込手数料
  • 著作権の扱い
  • 作業に必要な費用
  • 契約を途中で終了する条件
ローカリアン
ローカリアン

私の場合は、フリーランスとして独立したのではなく、Web系企業の正社員としてフルリモート勤務を続けています。

自宅で働くことと、個人で仕事を受けることは同じではありません。

収入の安定を優先するなら、最初からフリーランスだけに絞る必要はないと思います。

無職の状態から生活費を得る必要がある場合、収入が安定するまで時間のかかる業務委託だけに絞るのは慎重に考えましょう。

副業として小さく始める場合と、生活費の中心にする場合では、必要な案件数や収入が異なります。

非エンジニアでもできる在宅ワーク

非エンジニア向けの在宅ワークを職種別にまとめた図解

在宅で働きたいからといって、全員がエンジニアを目指す必要はありません。

これまでの事務、接客、営業、教育、販売などの経験を活かせる仕事もあります。

非エンジニア向けの在宅ワークには、次のような仕事があります。

在宅ワーク自体が未経験でも、これまで担当してきた仕事をオンラインでできる形に置き換えられないか考えてみましょう。

オンライン事務・オンライン秘書

オンライン事務は、会社や個人事業主の事務作業を自宅から支援する仕事です。

主な業務には、次のようなものがあります。

  • メールやチャットの確認
  • データ入力
  • 資料作成
  • スケジュール調整
  • 請求書の作成
  • 顧客情報の整理
  • 求人応募者への連絡
  • ブログやSNSの入稿

事務職の経験がある人は、これまでの経験を活かしやすい仕事です。

未経験の場合も、Word、Excel、Googleドキュメント、スプレッドシート、オンライン会議、チャットツールなどの基本操作を覚えることで、応募できる仕事が増えます。

ただし、オンライン事務は、決められた文章や数字を入力するだけの仕事とは限りません。

対面で確認できないため、文章で状況を伝える力、期限を守る力、分からないことを早めに相談する力も必要です。

カスタマーサポート・コール業務

カスタマーサポートは、商品やサービスを利用している人からの問い合わせに対応する仕事です。

電話だけでなく、メールやチャットで対応する求人もあります。

主な業務は次のとおりです。

  • 商品やサービスの説明
  • 操作方法の案内
  • 注文や予約の確認
  • 返品・解約の手続き
  • 問い合わせ内容の記録
  • 担当部署への引き継ぎ

接客、販売、コールセンター、事務などの経験を活かしやすい仕事です。

一方で、勤務時間中はすぐに応答できる環境が必要になることがあります。

自宅で働けるからといって、家事や育児をしながら好きなタイミングだけ働けるとは限りません。

電話対応を含む在宅業務では、静かな作業場所、安定したインターネット回線、ヘッドセットなどが必要になる場合があります。

求人へ応募する前に、必要な機材と自宅環境を確認してください。

オンライン営業・カスタマーサクセス

オンライン営業は、電話、メール、チャット、Web会議などを使って顧客へ提案する仕事です。

営業経験がある人は、対面営業で培った経験を活かせる可能性があります。

カスタマーサクセスは、商品やサービスを契約した顧客が目的を達成できるよう支援する仕事です。

問い合わせに答えるだけでなく、利用状況を確認し、使い方を提案することもあります。

主な業務は次のとおりです。

  • 見込み客への連絡
  • オンライン商談
  • 商品やサービスの説明
  • 顧客情報の管理
  • 契約後の利用支援
  • 継続利用の提案
  • 社内への情報共有

営業、販売、接客、店舗管理などの経験が役立つ場合があります。

採用アシスタント・人事補助

採用アシスタントは、企業の採用活動を支援する仕事です。

主な業務には、次のようなものがあります。

  • 求人票の作成補助
  • 応募者への連絡
  • 面接日程の調整
  • 応募書類の管理
  • オンライン面接の準備
  • 入社手続きの補助

採用や人事の経験がなくても、事務、接客、電話対応などの経験を活かせる求人があります。

ただし、応募者の個人情報を扱うため、情報管理や連絡ミスへの注意が必要です。

Webライター

Webライターは、企業や個人が運営するWebサイトの記事、商品紹介、メール、広告文などを書く仕事です。

文章を書くことが中心ですが、自分の考えを自由に書く仕事とは限りません。

依頼されたテーマについて調べ、読者が知りたい情報を整理し、指定された形式に合わせて納品します。

仕事の幅を広げるには、次のような知識が役立ちます。

  • Web記事の構成
  • 情報の調べ方
  • SEOの基礎
  • WordPressの操作
  • 画像の選び方
  • 取材やインタビュー
  • 商品やサービスを紹介する文章

初心者向けの募集もありますが、応募しやすい案件ほど希望者が多く、報酬が低いことがあります。

生成AIを使って下書きや情報整理を効率化する方法もありますが、AIが作成した文章をそのまま納品するのではなく、事実確認、修正、読みやすさの調整を人が行う必要があります。

AIを活用した仕事については、「AI副業とは?何をして稼ぐのか|具体的な仕事内容と収入の仕組み」で解説しています。

SNS運用

SNS運用は、企業や店舗などに代わって、X、Instagram、TikTokなどのアカウントを運営する仕事です。

主な業務は次のとおりです。

  • 投稿内容の企画
  • 文章や画像の作成
  • 投稿の予約
  • コメントやメッセージへの対応
  • 閲覧数や反応の確認
  • 改善案の作成
  • キャンペーンの企画
  • 短い動画の制作

普段からSNSを使っているだけで、すぐに企業の運用を担当できるとは限りません。

企業がSNSを利用する目的、想定する顧客、投稿ルール、著作権、炎上への対応なども理解する必要があります。

自分のアカウントや架空の店舗を使い、投稿例や運用計画を作ると、応募時に見せる制作例になります。

ローカリアン
ローカリアン

Web系といっても、エンジニアだけではありません。
文章、集客、顧客対応、進行管理など、複数の仕事がWebサイトやサービスを支えています。

プログラミングに興味が持てない人は、非エンジニア職から調べても問題ありません。

Web・クリエイティブ系の在宅ワーク

Web・クリエイティブ系の仕事では、プログラミングをしない職種も多くあります。

ただし、未経験から応募する場合は、学習したことを証明する制作例やポートフォリオが必要になることがあります。

Webやクリエイティブ分野では、次のような在宅ワークがあります。

これらの仕事は、職種によっては制作物や実務経験を求められるため、先に求人を確認して必要なスキルを把握してから学ぶのがおすすめです。

Webマーケティング

SEO・Web広告・SNS・アクセス解析などWebマーケティングの主な業務をまとめた図解

Webマーケティングは、Webサイト、検索、広告、SNS、メールなどを使って、商品やサービスを知ってもらう仕事です。

主な業務には、次のようなものがあります。

  • SEO記事の企画
  • Web広告の運用
  • SNSの分析
  • アクセス解析
  • メール配信
  • LPの改善
  • 売上や問い合わせ数の集計

プログラミングは必須ではありません。

ただし、数字を確認し、なぜ結果が出たのかを考え、改善する力が求められます。

営業、販売、広報、店舗運営、事務などの経験が役立つ場合もあります。

営業、マーケティング、採用、カスタマーサクセスなどのリモート転職については、「地方移住でビジネス職のリモート転職を目指す方法」で詳しく解説しています。

Webデザイン

Webデザインで学ぶスキルや制作物、ポートフォリオの重要性をまとめた図解

Webデザインは、Webサイト、LP、バナー、SNS画像などを制作する仕事です。

デザインソフトを操作するだけでなく、情報を見やすく整理し、読者に行動してもらう設計も必要です。

主に学ぶ内容は次のとおりです。

  • デザインの基本
  • Figma
  • Photoshop
  • HTML・CSS
  • Webサイトの構成
  • スマートフォン表示
  • バナーやLPの制作
  • ポートフォリオの作成

Webデザインはプログラミングと関係がありますが、Webエンジニアとは別の仕事です。

HTMLやCSSを使ってサイトを形にすることはあっても、複雑なシステムや機能を開発するとは限りません。

スクールに通っただけで仕事を受けられるわけではなく、求人や案件へ応募する前に、バナー、LP、Webサイトなどの制作例を用意する必要があります。

動画編集

動画編集の作業工程とYouTube・採用動画・SNS広告などの活用例をまとめた図解

動画編集は、撮影された動画を見やすい形に整える仕事です。

主な作業には、次のようなものがあります。

  • 不要な部分のカット
  • テロップの挿入
  • 音量の調整
  • BGMや効果音の追加
  • サムネイルの作成
  • 短いSNS動画への編集

YouTubeだけでなく、企業の採用動画、商品説明、研修動画、SNS広告などにも利用されます。

動画編集ソフトの操作だけでなく、視聴者が途中で離れない構成や、短い時間で内容を伝える工夫も必要です。

Webディレクター・進行管理

Webディレクターが制作チームを調整し公開まで進行管理する流れをまとめた図解

Webディレクターは、Webサイトやコンテンツ制作の進行を管理する仕事です。

主な業務には、次のようなものがあります。

  • 顧客や社内担当者への確認
  • 制作スケジュールの作成
  • ライターやデザイナーへの依頼
  • 制作物の確認
  • 修正内容の整理
  • 公開までの進行管理

自分でデザインやプログラミングを担当しない場合もありますが、各職種が何をしているのかを理解する必要があります。

営業、事務、店舗管理、教育、プロジェクト管理などの経験を活かせる可能性があります。

Web・クリエイティブ系の仕事では、資格の有無よりも、何を作れるのか、どのような業務を任せられるのかを確認される傾向があります。

学習後は、制作例やポートフォリオまで完成させましょう。

エンジニアとして在宅で働く選択肢

エンジニアは、プログラムやシステムを作り、動かし、管理する仕事です。

非エンジニア職より学習期間が必要ですが、IT・Web業界ではリモート勤務を目指しやすい職種の一つです。

Webエンジニア

Webエンジニアの仕事をフロントエンドとバックエンドに分けて説明した図解

Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスの機能を開発する仕事です。

たとえば、次のような機能を作ります。

  • 会員登録
  • ログイン
  • 商品購入
  • 予約
  • 決済
  • 問い合わせ管理
  • 社内業務システム

ただし、Webエンジニアがすべて同じ技術を使うわけではありません。

Webサービスの画面や操作部分を担当するフロントエンドでは、HTML、CSS、JavaScriptなどを使います。

一方、会員情報や商品データの保存、予約・決済などの処理を担当するバックエンドでは、PHP、Ruby、Java、Pythonなどのプログラミング言語に加えて、データベースやサーバーの知識も必要になります。

また、実際のWebサービス開発では、一つのプログラミング言語を覚えるだけでなく、画面制作、データの保存、システムの動かし方など、複数の知識を組み合わせて使います。

そのため、これから学習する場合は、単に「Pythonを学ぶ」「Javaを学ぶ」と言語だけで考えるよりも、

  • Webサイトを作りたい
  • Webサービスを開発したい
  • Webエンジニアとして転職したい
  • AI機能を使ったアプリを作りたい

など、最終的に何を作りたいのか、どの仕事を目指すのかを先に決めることが大切です。

プログラミングスクールを選ぶ場合も、学べる言語だけでなく、制作するものや目指せる職種まで確認しましょう。

AIアプリ開発・AIプログラミング

AI活用・業務自動化・AIアプリ開発・AIエンジニアの学習内容を目的別に比較した図解

AIアプリ開発では、文章生成、画像生成、チャット、検索、データ整理などのAI機能を、Webサービスや業務システムに組み込みます。

同じ「AIを学ぶスクール」でも、内容は同じではありません。

生成AIの操作や業務活用を中心に学ぶスクールもあれば、Python、データベース、Webアプリ開発まで学ぶスクールもあります。

文章、画像、資料作成などにAIを使いたい人と、プログラムを作ってAI機能を実装したい人では、選ぶ学習内容が異なります。

目指すこと主に学ぶ内容
文章や資料作成にAIを使う生成AIの操作、情報整理、文章・画像制作
業務を自動化する生成AI、表計算、GAS、業務ツール
AI機能のあるWebアプリを作るPython、データベース、Web開発、AI連携
AIエンジニアを目指すPython、数学、統計、機械学習、データ処理
ローカリアン
ローカリアン

AIにコードを書かせられる時代になっても、何を作るのか、出力されたコードが正しく動くのかを判断する知識は必要です。

私自身は非エンジニアですが、実務でAIを使う機会が増えてから、基本情報技術者試験やPythonを独学で勉強するようになりました。

少しでもプログラミングやシステムの仕組みに触れることで、AIへの指示の出し方や、出力された内容を見る視点も以前とは変わってきたと感じています。

未経験からIT・Web業界へ入り、フルリモートを目指す流れは、「未経験からIT・Web業界を目指す方法」で解説しています。

在宅ワークにスクールは必要?

すべての在宅ワークでスクールへ通う必要はありません。

仕事によって、独学しやすいものと、講師の添削や制作支援が役立つものがあります。

目指す仕事最初に学ぶ内容スクールの必要性
データ入力タイピング・表計算原則として不要
オンライン事務Excel・文書作成・チャット原則として不要
カスタマーサポート対応方法・商品知識会社の研修を確認
Webライター構成・調査・文章独学でも可能
SNS運用企画・画像・分析独学または講座
WebマーケティングSEO・広告・分析独学またはスクール
Webデザインデザイン・Figma・HTML・CSSスクールも選択肢
動画編集編集ソフト・動画構成独学またはスクール
Webエンジニア言語・データベース・開発学習支援が役立つ
生成AI活用生成AI・仕事別の実践独学または生成AIスクール
AIアプリ開発Python・Web開発・AI連携スクールも選択肢

スクールへ申し込む前に、次の項目を確認しましょう。

  • 受講後に目指す仕事
  • 学べるソフトやプログラミング言語
  • 制作物を完成させられるか
  • 添削を受けられるか
  • 質問できる回数と時間
  • ポートフォリオの支援
  • 求人紹介の対象条件
  • 案件紹介の選考条件
  • 受講料の総額
  • 追加費用の有無
  • 解約や返金の条件
ローカリアン
ローカリアン

先にスクールを選ぶのではなく、実際の求人を見てから必要なスキルを確認した方がよいと思います。

学んだことを使える求人がなければ、仕事につながりにくいからです。

「仕事を紹介してもらえる」と書かれていても、希望する仕事を必ず受注できるとは限りません。

将来得られるか分からない副業収入を前提に、高額な分割払いや借り入れを契約しないようにしてください。

生成AIスクールを利用するか迷っている人は、「AI副業は独学でできる?生成AIスクールが必要な人・不要な人と学び方」も参考にしてください。

在宅ワークの求人や案件を探す場所

仕事を探す場所は、会社に雇用されて働きたいのか、副業・業務委託として仕事を受けたいのかによって変わります。

代表的な求人サイトやクラウドソーシングを、目的別にまとめると次のとおりです。

サービス向いている人主な働き方
Indeed在宅求人を幅広く探したい正社員・パート・アルバイトなど
ReWorksフルリモートの正社員を探したい正社員中心
ママワークス家事や育児と両立したい在宅求人・業務委託など
クラウドワークス小さな仕事や副業から始めたい業務委託・副業
ランサーズ経験やスキルを使って案件を探したい業務委託・副業・フリーランス
コールシェア接客・営業・電話対応の経験を活かしたい在宅コール・業務委託

安定した給与を重視するなら求人サイト、副業や小さな仕事から始めたいならクラウドソーシングなど、希望する働き方によって探す場所を使い分けましょう。

正社員・契約社員・アルバイトを探す

雇用されて働きたい場合は、一般的な求人サイトに加えて、リモートワークを扱う求人サイトを使います。

検索するときは、次の言葉を組み合わせます。

  • 在宅勤務
  • 完全在宅
  • フルリモート
  • テレワーク
  • 一部リモート
  • 全国勤務可能
  • 居住地不問

ただし、検索結果に表示されても、実際には出社が必要な求人があります。

仕事内容だけでなく、勤務場所と出社条件を確認してください。

地方移住やリモート転職に使えるサービスは、「リモート・地方転職向けの転職サイト・エージェント」で比較しています。

まず幅広く求人を確認したい場合はIndeed、フルリモートの正社員求人を中心に探したい場合はReWorksなど、目的に合わせて使い分ける方法があります。

副業・業務委託の案件を探す

副業や業務委託で始める場合は、次の場所があります。

  • クラウドソーシング
  • 業務委託求人サイト
  • 副業マッチングサービス
  • SNS
  • 知人や以前の勤務先からの紹介
  • 制作会社や企業への直接応募

初心者向けの案件もありますが、応募する前に、発注者の評価、具体的な仕事内容、報酬、納期を確認してください。

次のような募集には注意が必要です。

  • 仕事内容が明確に書かれていない
  • 応募後すぐに外部の連絡先へ誘導される
  • 仕事を始める前に教材や商品を購入させる
  • 誰でも短期間で高収入を得られると宣伝する
  • 報酬より先にスクールやコミュニティへ勧誘する
  • テストと称して大量の成果物を無料で提出させる

AI副業の危険な案件については、「AI副業は怪しい?稼げないと言われる理由と危険な案件の見分け方」で詳しく解説しています。

クラウドソーシングでは、クラウドワークスランサーズなどで、ライティング、事務、デザイン、Web関連などの案件を探せます。

接客、営業、販売、電話対応などの経験がある方は、在宅コール業務を扱うサービスを利用する方法もあります。

在宅コール業務を詳しく知りたい方は、「地方移住後に在宅ワークを始める方法」で、仕事の探し方やサービスを紹介しています。

未経験から在宅ワークを始める5つの手順

未経験から在宅ワークを始めるまでの5つの手順を順番に示した図解

未経験から在宅ワークを始める場合は、最初からスクールへ通ったり、一つの職種に決めて長期間勉強したりする必要はありません。

まずどのような働き方をしたいのか、これまでの経験を何に活かせるのかを整理し、実際の求人や案件を確認しながら準備を進めましょう。

ステップ取り組むこと
1.働き方を決める雇用型か、副業・業務委託かを決める
2.これまでの経験を整理する過去の仕事で担当した作業を書き出す
3.求人を確認する必要なスキル、経験、勤務条件を調べる
4.必要な学習と制作を行う不足しているスキルを学び、必要なら制作例を作る
5.条件の明確な求人へ応募する最初から理想だけに絞らず経験を作る

1.雇用型か業務委託型かを決める

最初に、会社に雇用されて働きたいのか、副業や業務委託として仕事を受けたいのかを考えます。

毎月ある程度安定した給与が必要なら、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなどの雇用型を中心に探します。

一方、現在の仕事を続けながら小さく始めたい場合は、副業や業務委託も選択肢になります。

たとえば「まず月1〜3万円程度の副収入を作りたい」という場合と、「在宅ワークを生活費の中心にしたい」という場合では、必要な仕事量や選ぶ求人が違います。

最初に「在宅で働きたい」とだけ考えるのではなく、どのくらいの収入が必要で、週何日・1日何時間働けるのかまで整理してみましょう。

2.これまでの経験を書き出す

在宅ワーク自体は未経験でも、これまでの職歴の中に活かせる経験があるかもしれません。

職種名だけではなく、実際に担当していた作業まで細かく分けてみましょう。

これまでの経験在宅の仕事で活かせること
接客・販売カスタマーサポート、営業、SNS運用
事務オンライン事務、採用補助、経理補助
塾講師・教育教材制作、ライティング、オンライン指導
営業オンライン営業、カスタマーサクセス
店舗管理進行管理、スタッフ対応、顧客管理
ブログ運営ライティング、SEO、WordPress
趣味の動画制作動画編集、SNS動画制作

たとえば「販売員だった」で終わらせず、接客、電話対応、売上管理、在庫管理、新人教育など、実際に行っていた業務を書き出します。

すると、まったく新しい仕事を一から始めなくても、これまでの経験をオンラインでできる仕事へ置き換えられる場合があります。

3.学習を始める前に求人を確認する

目指したい仕事が見えてきても、すぐに勉強を始めるのではなく、先に実際の求人や案件を確認しましょう。

求人票を見ると、次のような情報が分かります。

  • 必要な実務経験
  • 使用するソフトやツール
  • 必要な資格
  • 勤務時間
  • 出社の有無
  • 求められる制作物や実績
  • 未経験者向け研修の有無

たとえばオンライン事務を目指すなら、Excelやスプレッドシートのどの程度の操作が求められているのかを確認します。

Webデザインなら使用ソフトやポートフォリオ、Webマーケティングなら広告運用やアクセス解析など、求人によって求められる経験は異なります。

先に仕事の条件を確認してから不足している部分を学ぶことで、使う予定のないツールやプログラミング言語を長期間学ぶことを避けられます。

パソコン操作そのものに不安がある方は、「パソコン初心者でも在宅ワークはできる?必要なスキルと仕事の始め方」で、最初に覚えたい基本操作を紹介しています。

4.必要なスキルを学び、小さな制作例や実績を作る

求人を確認したら、応募に必要なスキルの中から、自分に不足しているものを学びます。

制作物を見せる仕事では、応募前に小さな作品を作っておくと、できることを伝えやすくなります。

  • Webライター:記事や商品紹介文
  • SNS運用:投稿文や投稿画像の例
  • Webデザイン:バナーやWebページ
  • 動画編集:短い動画
  • エンジニア:小さなWebサービスやアプリ

一方、オンライン事務、カスタマーサポート、営業など、必ずしもポートフォリオを求められない仕事もあります。

その場合は、これまで担当した業務、使用したソフト、対応した顧客数、工夫したことなどを職務経歴書で具体的に説明できるように整理しましょう。

完全な未経験であれば、最初から大きな実績を作る必要はありません。「この仕事をするために、ここまで準備した」と説明できる状態を一つの目安にします。

5.条件の明確な求人・案件へ応募する

準備ができたら、求人や案件へ応募します。

未経験の段階で、最初から次の条件をすべて求めると、応募先がかなり限られる可能性があります。

  • 未経験歓迎
  • 完全在宅
  • 高収入
  • 好きな時間だけ勤務
  • 研修あり
  • 残業なし

最初は、一部出社を含む求人、勤務時間が決まっている在宅業務、アシスタント業務、小規模な副業案件なども含めて検討してみましょう。

ここで重要なのは、条件を妥協することではなく、まず実務経験を作り、その経験を使って次の働き方を選べるようにすることです。

また、応募前には仕事内容、雇用・契約形態、報酬、勤務時間、出社条件などが明確に書かれているか確認してください。

未経験から在宅ワークを目指す場合、最初の仕事で理想の働き方をすべて実現する必要はありません。経験を積みながら、より自分に合う在宅勤務やフルリモートへ近づけていく方法もあります。

引きこもりやブランクがあっても在宅ワークはできる?

引きこもりや長いブランクがある人にとって、自宅から働けることは大きな安心材料になると思います。

私自身も、心身の調子を崩して30歳を目前に無職となり、自宅に引きこもっていた時期がありました。

当時の私が、いきなり毎日会社へ通い、多くの人に囲まれて働くことは難しかったと思います。

求人を探していたときには、「できるだけ人と関わらずにできる仕事はないか」と考えていました。

しかし、当時は現在ほど在宅ワークやリモートワークが一般的ではなく、自分が希望するような求人を見つけることはできませんでした。

ありがたいことに知人の助けがあり、Web系企業で働くことになりました。

自宅から仕事を始められたことは、その後、再び働く生活へ戻っていく大きなきっかけになりました。

ただし、在宅ワークであっても、人と関わらずに済むわけではありません。

  • チャットや電話で報告する
  • 分からないことを質問する
  • 会議へ参加する
  • 期限までに仕事を終える
  • 指摘を受けて修正する

といった対応は必要です。

私も最初から何でも一人でできたわけではありません。

ローカリアン
ローカリアン

週3日ほどの在宅アルバイトから始め、周囲に助けてもらいながら少しずつ仕事を覚え、その後、正社員になりました。

引きこもりやブランクがある場合も、最初から理想の仕事を目指すのではなく、今できる作業から始め、少しずつ働く時間や仕事の範囲を広げる方法があります。

私が無職の状態から在宅で働き始めた経緯や、仕事を続けられるようになるまでの流れは、「引きこもりから在宅ワークを始めるには?30代で無職だった私の場合」で詳しく紹介しています。

在宅ワークは移住しない人にも人生の選択肢を増やす

フルリモート勤務は、地方移住を実現するためだけの働き方ではありません。

今住んでいる場所で在宅勤務を始めるだけでも、通勤時間が減り、家族や自分のために使える時間が増える可能性があります。

私の場合は、Web系企業でフルリモート勤務を続けられたことで、仕事を辞めずに大阪から宮崎へ移住できました。

現在は宮崎で家族と暮らしながら、仕事の前後や休日に趣味のサーフィンを楽しめる生活を送っています。

しかし、最初から地方移住を目標にしていたわけではありません。

ローカリアン
ローカリアン

自宅で働ける環境があり、仕事を続けながら住む場所を考えられたことで、後から移住という選択肢が生まれました。

人生を変えるために、いきなり今の仕事や住まいをすべて手放す必要はないと思います。

まず在宅で働ける仕事を知り、必要なスキルを身につけるだけでも、将来選べる暮らしは増えていきます。

地方移住は、すべての人に必要なものではありません。

ただ、住む場所を選べる働き方があれば、今の暮らしを続けることも、将来別の地域へ移ることも選びやすくなります。

まとめ|在宅ワークは仕事と探し方を分けて考える

在宅ワークには、オンライン事務、カスタマーサポート、営業、Webライター、SNS運用、Webマーケティング、Webデザイン、動画編集、エンジニアなど、複数の仕事があります。

最後に、この記事のポイントを整理します。

確認することポイント
目指す仕事非エンジニア、Web・クリエイティブ、エンジニアから考える
働き方雇用型か、副業・業務委託かを決める
学習方法先に求人を確認し、必要なスキルだけを学ぶ
スクールすべての仕事で必要ではない。制作や専門技術が必要な職種では選択肢になる
実績記事、画像、動画、Webサイトなどの制作例を用意する
求人探し求人サイト、転職エージェント、案件サイトを目的別に使い分ける
フルリモート最初から完全在宅だけに絞らず、実務経験を積んでから目指す方法もある
注意点仕事内容が曖昧な案件や、高額な先払いを求める募集を避ける

大切なのは、「在宅で働けるか」だけで仕事を選ばないことです。

仕事内容、収入、雇用形態、勤務時間、必要な学習、自分の得意不得意まで確認する必要があります。

人生を変えるために、最初から大きな決断をする必要はありません。

まずは、自分にできそうな仕事を知り、実際の求人を確認し、必要なことを一つずつ学ぶところから始めてみてください。

次に読む|自分の状況に合った在宅ワークの始め方

在宅ワークの始め方は、現在の経験や働ける時間、目指す働き方によって変わります。

自分の状況に近い記事から、具体的な準備を進めてみてください。

在宅ワークといっても、正社員のリモート勤務、副業、業務委託など働き方はさまざまです。最初から一つに決めず、現在の経験や必要な収入に合う方法から検討してみてください。

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