引きこもりから在宅ワークを始めるには?30代で無職だった私の場合

引きこもりから在宅ワークを始める流れと5つのステップを示したアイキャッチ画像 働き方・リモートワーク
※本記事はプロモーションを含みます。

引きこもりや無職の状態から仕事を始めたいと思っても、

  • 毎日会社へ通える自信がない
  • 職歴のブランクが気になる
  • 人と接することに不安がある
  • 自宅でできる仕事の探し方が分からない
  • パソコンを使った仕事の経験がない

と悩む人もいると思います。

在宅ワークには、エンジニアだけでなく、オンライン事務、カスタマーサポート、Webライターなど、プログラミングを使わない仕事もあります。

ただし、在宅ワークなら簡単に働けるわけでも、人と一切関わらずに済むわけでもありません。

ローカリアン
ローカリアン

私も30歳前後に無職となり、実家にこもって過ごした時期があります。メンタルクリニックにも通っていました。
その後、自宅でできる仕事から少しずつ働き始めました。

疑問この記事の結論
引きこもりから在宅ワークはできる?可能。ただし、最初から完全在宅の正社員だけに絞ると選択肢が少なくなる
プログラミングは必要?事務、サポート、ライティングなど、プログラミングを使わない仕事もある
人と話さずに働ける?在宅でも報告、相談、会議など、仕事に必要なやり取りはある
スクールへ通うべき?すべての仕事で必要ではない。先に目指す仕事と求人条件を確認する
ブランクがあっても応募できる?未経験・ブランク可の求人はあるが、働ける時間や基本的なパソコン操作などを整理する必要がある
最初から正社員を目指すべき?アルバイト、契約社員、アシスタント業務などから始める方法もある

この記事では、私が無職の状態から在宅ワークを始めた流れを紹介しながら、ブランクがある人が仕事を探す手順、必要な準備、求人選びの注意点を解説します。

在宅でできる仕事の種類、必要な学習、求人の探し方をまとめて確認したい方は、「在宅ワークにはどんな仕事がある?未経験から目指せる職種・学び方・求人サイト」も参考にしてください。

私が無職・引きこもりから在宅ワークを始めた流れ

私が在宅ワークを始めてから現在までの流れを簡単にまとめると、次のとおりです。

時期状況
20代後半塾講師として働くが、心身の調子を崩して退職
30歳前後約1年近く、無職の状態で実家にこもって過ごす
2016年頃Web業界未経験の状態で、知人の紹介によりWeb系企業の在宅アルバイトを始める
仕事開始時週3日ほど、自宅からできる業務を担当
2019年(33歳)少しずつ業務の範囲が広がり、正社員になる
2022年(36歳)仕事を続けたまま、大阪から宮崎へ移住
現在フルリモート勤務を継続

在宅ワークを始める前、私は塾講師として働いていました。

授業だけでなく、事務作業や保護者対応などもあり、生活のリズムは次第に崩れていきました。心身の調子を崩し、仕事を辞めた後は、実家で過ごすようになりました。

無職の頃は、どのような仕事が自分に合うのか、自分にも続けられる仕事が見つかるのかと、不安でいっぱいでした。

当時は、周囲の人が普通に働いていること自体が、自分とは別の世界の話のように感じることもありました。

求人サイトを開いても、

  • 毎日出社
  • 明るく元気な人を歓迎
  • コミュニケーション能力が必要
  • 即戦力を求める
  • 長時間勤務や残業がある

といった条件を見るだけで、「今の自分には難しい」と感じていました。

幸運にも、知人が声をかけてくれたことをきっかけに、在宅アルバイトを始めることができました。

このときはまだ体調も不安定だったため、正直なところ、週3日の勤務でも最初のうちはしんどかったのを覚えています。

それでも、私の状態に合わせて働かせてもらえたことで、少しずつ仕事のある生活に戻ることができました。

ローカリアン
ローカリアン

Web業界はまったくの未経験で、パソコン操作も得意ではありませんでした。

ただ、最初に担当した業務は高度な専門知識を必要とするものではなく、分からないことを教えてもらいながら、少しずつ慣れていくことができました。

引きこもりやブランクから在宅ワークを始める5つの手順

引きこもりやブランクのある状態から在宅ワークを始める場合は、次の5つの順番で考えてみましょう。

この5つのステップは、あくまでも在宅ワークを始める流れの一例です。
これまでの経験、体調、生活状況、働ける時間、目指す仕事によって、最適な進め方は変わります。

たとえば、すでに事務や営業などの経験がある人は、学習より先に求人へ応募できる場合もあります。

一方、Webデザインやエンジニアなど専門的な仕事を目指す場合は、先に学習や制作実績づくりが必要になることもあります。

自分の現在の状況に合わせて、無理のない順番で進めてください。

1.現在働ける時間を確認する

最初に考えたいのは、どの仕事が稼げるかではなく、現在の自分がどれくらい働けるかです。

たとえば、次の項目を整理します。

  • 朝は何時頃に起きられるか
  • 1日何時間なら集中できるか
  • 週に何日働けそうか
  • 電話対応ができるか
  • オンライン会議へ参加できるか
  • 決まった時間に連絡を返せるか
  • 自宅に静かな作業場所があるか

生活リズムが大きく崩れている場合は、いきなり仕事へ応募する前に、起床時間やパソコンへ向かう時間を整える方法もあります。

ローカリアン
ローカリアン

働いていない期間が長いと、自分が何時間集中できるのかも分からなくなります。

最初から週5日勤務を前提にせず、今の状態で無理なく続けられる時間を考えた方がよいと思います。

2.在宅でできる仕事の種類を知る

在宅ワークは、プログラマーやWebデザイナーだけではありません。

非エンジニア向けにも、次のような仕事があります。

  • データ入力
  • オンライン事務
  • カスタマーサポート
  • 採用アシスタント
  • オンライン営業
  • Webライター
  • SNS運用
  • 商品登録
  • ブログやWebサイトの入稿
  • 簡単な画像制作

専門的な学習が必要な仕事には、次のようなものがあります。

  • Webデザイン
  • 動画編集
  • Webマーケティング
  • Webエンジニア
  • AIアプリ開発

プログラミングに興味がない人が、無理にエンジニアを目指す必要はありません。

これまでの経験や、続けられそうな作業から仕事を選びましょう。

3.基本的なパソコン操作を覚える

在宅ワークでは、仕事内容にかかわらず、基本的なパソコン操作が必要です。

最低限、次の操作は確認しておきましょう。

  • キーボードで文字を入力する
  • メールを送受信する
  • ファイルを保存する
  • フォルダを整理する
  • 文書を作成する
  • 表へ文字や数字を入力する
  • オンライン会議へ参加する
  • チャットで連絡する
  • パスワードを管理する

最初から高度な資格を取る必要はありません。

求人票に書かれている使用ツールを確認し、必要なものから覚えていきます。

4.学習を始める前に求人を見る

在宅ワークを始めたい人が、最初にスクール探しから入る必要はありません。

先に実際の求人を確認すると、次のことが分かります。

  • 未経験でも応募できるか
  • どのような経験が必要か
  • 何のソフトを使用するか
  • 研修があるか
  • 出社が必要か
  • 勤務時間が決まっているか
  • 電話対応があるか
  • パソコンが貸与されるか

求人を見ずに学習すると、仕事で使わない技術を長期間学んでしまう可能性があります。

先に求人を確認し、応募したい仕事で求められているスキルから学びましょう。

スクールは目的ではなく、仕事に必要な知識を身につけるための手段です。

5.小さな仕事から応募する

最初から、次の条件をすべて満たす仕事だけを探すと、応募先がほとんど見つからない可能性があります。

  • 未経験歓迎
  • 完全在宅
  • 正社員
  • 高収入
  • 残業なし
  • 好きな時間に働ける
  • 人と話さなくてよい

最初は、次のような仕事も選択肢になります。

  • 週2〜3日のアルバイト
  • 短時間勤務
  • アシスタント業務
  • 契約社員
  • 一部出社を含む仕事
  • 小さな業務委託案件
  • 研修のある仕事

経験を積んだ後に、完全在宅や正社員を目指す方法もあります。

在宅ワークの探し方

在宅ワークを探す場所は、希望する契約によって異なります。

探し方主な働き方特徴
一般的な求人サイト正社員・契約社員・アルバイト幅広い職種から探せる
リモート求人サイト正社員・業務委託在宅勤務の条件から探しやすい
派遣会社派遣社員事務やサポート職を探せる場合がある
クラウドソーシング副業・業務委託小さな案件もあるが報酬や条件の確認が必要
転職エージェント正社員経歴に合う求人を相談できる
知人や以前の勤務先雇用・業務委託仕事内容や人柄を理解したうえで声をかけてもらえる場合がある
就労に関する相談窓口就職支援現在の状態に合わせて相談できる場合がある

具体的な求人サイトやクラウドソーシングを比較したい方は、「在宅ワークにはどんな仕事がある?未経験から目指せる職種・学び方・求人サイト」で、働き方別に紹介しています。

求人サイトで「完全在宅」「在宅勤務」「未経験」「アシスタント」などの言葉を組み合わせて探す方法があります。

ただし、求人タイトルだけで判断せず、出社条件や仕事内容を確認してください。

「在宅勤務可能」と書かれていても、入社直後や研修中は出社が必要な場合があります。

フルリモート求人の確認ポイントは、「フルリモート求人の選び方|10年働いて分かった後悔しない会社選びのポイント」で解説しています。

在宅ワークでも人とのやり取りは必要

在宅ワークは、人と関わらずに一人で完結する仕事だと思われることがあります。

しかし、実際には次のようなやり取りがあります。

  • 始業や終業の連絡
  • 仕事の進捗報告
  • 分からないことの相談
  • オンライン会議
  • 顧客からの問い合わせ
  • 修正内容の確認
  • 納期の相談
  • トラブルの報告

対面で働いていれば、困っている様子に周囲が気づいてくれることがあります。

一方、在宅勤務では、自分から伝えなければ、相手には状況が分からないこともあります。

ローカリアン
ローカリアン

私の職場では、チャットや電話、Google Meetを使って、相談や報告、打ち合わせをしています。

私個人の感覚では、職場にいることで感じるさまざまな疲れやストレスが減る分、在宅ワークのほうが気楽に働けると感じています。

その一方で、複雑な業務に取り組むときやトラブルが起きたときには、「目の前でやり取りできたら、もっと円滑に仕事を進められるのに」と感じる場面もあります。

引きこもりの人を狙った危険な仕事や勧誘に注意

自宅で働きたい人の中には、対面での就職活動や面接に不安を感じている人もいます。

その不安につけ込み、高額な教材や契約を勧めるケースには注意が必要です。

特に、次のような説明は慎重に確認しましょう。

  • スマートフォンだけで誰でも稼げる
  • 1日数分で高収入になる
  • AIへ入力するだけで自動的に稼げる
  • 仕事を始めるために高額な教材が必要
  • 借り入れをしてもすぐに回収できる
  • 契約すれば仕事を必ず紹介する
  • 応募後すぐに外部の連絡アプリへ誘導する
  • 仕事内容より先にスクールやコミュニティを勧める

本来、仕事は成果や労働に対して報酬を受け取るものです。

仕事を得るために、先に高額なお金を払う必要がある場合は、契約内容をよく確認してください。

生成AIを利用した副業の注意点は、「AI副業は怪しい?稼げないと言われる理由と危険な案件の見分け方」で詳しく解説しています。

在宅ワークを始めても、すぐに人生が変わるわけではない

私の場合、在宅ワークを始めたことで、翌日から自信が戻り、生活がすべて整ったわけではありません。

自宅で働き始めた後も、仕事以外ではほとんど外へ出ない時期が長く続きました。

働いているとはいえ、生活のすべてが順調だったわけではありません。

それでも、

  • 決まった時間に起きる
  • パソコンを開く
  • 頼まれた仕事を進める
  • 分からないことを聞く
  • 仕事を終えて報告する
  • 翌週も同じ仕事を続ける

ということを繰り返すうちに、生活の土台が少しずつできていきました。

働くことだけが人生を整える方法ではありません。

ただ、私の場合は、自宅からできる仕事を続けたことが、その後の生活を考えられるようになるきっかけでした。

ローカリアン
ローカリアン

在宅ワークを始めた瞬間に人生が変わったというより、仕事を続けるうちに、少しずつ選べることが増えていった感覚です。

正社員になり、収入が安定し、サーフィンを始め、後から宮崎移住という選択肢が生まれました。

まず「働き方を作る」と、「住む場所」も選びやすくなる

地方移住をしたいと思っても、仕事がなければ生活を続けられません。

一方で、現在すぐに移住する予定がない人にとっても、在宅ワークは役立つ可能性があります。

通勤時間が減れば、

  • 体を休める時間
  • 家族と過ごす時間
  • 学習する時間
  • 趣味を楽しむ時間
  • 生活を整える時間

を確保しやすくなるからです。

今いる場所で在宅勤務を続けることも、一部リモートの仕事へ変えることも、将来地方へ移住することも選択肢です。

人生を変えたいと思っても、最初から大きな決断をする必要はありません。

まず自分が続けられる働き方を作り、少しずつ選択肢を増やしていく方法もあります。

自宅で続けられる仕事や働き方ができれば、その後に今の場所で暮らし続けることも、別の地域へ移ることも選びやすくなります。

まとめ|最初から理想のフルリモートを目指さなくてもよい

私は30歳を目前に仕事を辞め、約1年間、無職の状態で実家にこもって過ごしました。

その後、知人の紹介をきっかけに、週3日ほどの在宅アルバイトからWeb系の仕事を始めました。

最初から正社員だったわけでも、高度な専門知識があったわけでもありません。

仕事を教えてもらいながら続け、少しずつ業務と働く時間を増やした結果、正社員になり、後にフルリモート勤務のまま宮崎へ移住しました。

最後に、この記事のポイントをまとめます。

ポイント内容
最初からフルタイムを求めない週数日や短時間勤務から始める方法もある
エンジニアだけに絞らない事務、サポート、ライティングなど非エンジニアの在宅職もある
先に求人を見る実際に必要とされているスキルや勤務条件を確認する
基本操作から覚える文字入力、メール、表計算、チャット、オンライン会議などを身につける
人との連絡は必要在宅でも報告、相談、会議、納期管理はなくならない
小さな仕事から経験を作るアルバイト、アシスタント、一部出社も含めて考える
高額な勧誘に注意する簡単な高収入や収入保証をうたう契約を慎重に確認する

引きこもりや無職の状態から、いきなり理想の仕事を見つける必要はありません。

現在の自分が続けられそうな時間や仕事内容を整理し、小さな仕事から始める方法もあります。

私にとって在宅ワークは、ただ自宅で働く方法ではありませんでした。

仕事を続けることで生活の土台ができ、その後、住む場所や生き方を考えられるようになった一つのきっかけです。

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