仕事付きで地方移住する方法|住み込み・寮・社宅付き求人の探し方

仕事付きで地方移住する方法をテーマに、住み込み・寮・社宅付き求人やフルリモート移住の選択肢を示したアイキャッチ画像 働き方・リモートワーク
※本記事はプロモーションを含みます。

地方へ移住したいと思っても、仕事が決まっていない状態で今の生活を手放すことに不安を感じる方は多いと思います。

特に家族で移住する場合や、住宅費を含めた貯金に余裕がない場合は、移住先と仕事をセットで決められないかと考えるのではないでしょうか。

仕事付きで地方移住する方法には、次のような選択肢があります。

  • 移住前に現地企業から内定を得る
  • 住み込み・寮・社宅付き求人を探す
  • 地域おこし協力隊へ応募する
  • 現在の仕事を続ける・リモート勤務できる会社へ転職する
  • 移住相談窓口や自治体の就職支援を利用する

ただし、仕事と住まいが同時に決まる求人には、退職すると住居も退去しなければならない、家族で入居できない、給与や雇用期間が希望に合わないといった注意点もあります。

移住方法向いている人
現地企業へ転職これまでの経験を活かして長く働きたい人
寮・社宅付き求人住居の初期費用を抑えたい人
住み込み求人仕事と住まいを短期間で決めたい人
地域おこし協力隊地域活動に関わりながら移住したい人
フルリモート現在の仕事や職歴を活かしたい人
ローカリアン
ローカリアン

私は大阪の会社でフルリモート勤務を続けたまま、2022年に宮崎県宮崎市へ移住しました。

住み込み求人を利用したわけではありませんが、移住前に収入を確保したうえで住まいを探した点では、仕事を先に決める移住方法の一つです。

この記事では、仕事付きで地方移住する方法、住み込み求人の探し方、寮や社宅を確認するポイント、年代・家族構成別の注意点を解説します。

なお、記事後半では、移住先の地域企業を探したい方に向けて、
地方転職に強い求人・転職支援サービスも紹介
しています。

  1. 仕事付きで地方移住する5つの方法
    1. 1.移住前に現地企業へ転職する
    2. 2.寮・社宅付き求人を探す
      1. 寮・社宅付き求人はどこで探す?
    3. 3.住み込み求人を利用する
      1. 住み込み求人はどこで探す?
    4. 4.地域おこし協力隊へ応募する
    5. 5.今の仕事を続ける・リモート転職する
  2. 仕事付き移住で探しやすい仕事
  3. 仕事付き移住の求人を探す方法
    1. 移住希望地域の求人を先に調べる
    2. 自治体の移住・就職サイトを確認する
    3. 移住相談窓口を利用する
    4. 地方転職に強いエージェントへ相談する
  4. 寮・社宅付き求人で確認する7つの条件
    1. 1.毎月の寮費と自己負担
    2. 2.個室か共同生活か
    3. 3.家族で入居できるか
    4. 4.入居できる期間
    5. 5.退職した場合の退去期限
    6. 6.インターネット環境
    7. 7.勤務先までの移動方法
  5. 30代・40代・50代で仕事付き移住の注意点は違う
    1. 30代は将来のキャリアまで考える
    2. 40代はこれまでの経験と家族条件を優先する
    3. 50代は雇用期間と体力面を確認する
    4. 家族移住では世帯全体で判断する
  6. 移住支援制度も確認する
    1. 国の移住支援金には条件がある
    2. 補助金を前提に移住計画を立てない
  7. 仕事付き移住で起こりやすい失敗
    1. 住居だけを理由に仕事を選ぶ
    2. 退職後の住まいを考えていない
    3. 給与だけを見て生活費を計算しない
    4. 現地を見ずに決める
  8. 仕事付きで移住する7つの手順
    1. 1.移住の目的を決める
    2. 2.毎月必要な収入を計算する
    3. 3.移住候補地を2〜3か所選ぶ
    4. 4.求人と住居条件を同時に調べる
    5. 5.オンライン相談と現地見学を行う
    6. 6.仕事と住居の契約条件を確認する
    7. 7.内定後に移住日を決める
  9. 地方からビジネス職でリモート勤務したい方へ
    1. ビジネス職のリモート転職ならRemoful
  10. 移住先の地域企業で働きたい方へ
  11. まとめ|仕事と住まいの条件を分けて確認しよう

仕事付きで地方移住する5つの方法

仕事付きで移住する方法は、大きく5つに分けられます。

1.移住前に現地企業へ転職する
2.寮・社宅付き求人を探す
3.住み込み求人を利用する
4.地域おこし協力隊へ応募する
5.今の仕事を続ける・リモート転職する

1.移住前に現地企業へ転職する

最も一般的なのは、移住前に現地企業へ応募し、内定を得てから引っ越す方法です。

勤務先が先に決まるため、勤務地、給与、勤務時間に合わせて住む地域を選べます。

特に、次のような経験がある人は、地域企業でも経験を活かせる求人を探しやすいでしょう。

  • 営業・販売
  • 経理・人事・総務
  • 製造・品質管理
  • 建設・住宅
  • IT・Web
  • 医療・介護・保育

ただし、地方では同じ職種でも都市部より給与水準が下がる場合があります。

求人票の月給だけを見るのではなく、賞与、手当、残業時間、通勤費、車の維持費まで含めて比較しましょう。

移住先や周辺地域の企業を探したい方は、記事後半の「移住先の地域企業で働きたい方へ」も参考にしてください。

2.寮・社宅付き求人を探す

寮や社宅のある求人では、転職先と住まいを同時に決められます。

敷金・礼金などの初期費用を抑えられる求人もあり、遠方から移住する際の負担を減らしやすい方法です。

寮・社宅が用意されることがある仕事には、次のようなものがあります。

  • 工場・製造業
  • 運送・物流
  • 建設・土木
  • ホテル・旅館
  • 介護施設
  • 農業・林業

ただし、「社宅あり」と書かれていても、誰でも入居できるとは限りません。

独身者のみ、入居期間に上限がある、一定の距離以上から転居する人だけなど、条件が設けられている場合があります。

寮・社宅付き求人はどこで探す?

実際に寮・社宅付きの求人を探す場合は、一般的な転職サイトだけでなく、寮付き求人に特化したサイトや求人検索サービスも利用できます。

探し方向いている人
住み込み求人ナビ寮・社宅付き求人をまとめて探したい人
入寮ドットコム寮完備の求人に絞って探したい人
マイナビ転職正社員を中心に寮・社宅付き求人を探したい人
求人ボックス「寮完備+地域名」などで幅広く検索したい人
ジョブハウス工場工場・製造業の寮付き求人を探したい人

たとえば、宮崎へ移住したい場合は、求人サイトで「宮崎 寮完備 正社員」「宮崎 社宅あり 求人」「宮崎 住み込み」などと検索してみると、どのような求人があるのか確認できます。

ただし、寮や社宅があるからといって、それだけで求人を決めるのはおすすめしません。

  • 寮費はいくらか
  • 水道光熱費は自己負担か
  • 個室か相部屋か
  • 家具・家電は付いているか
  • 家族で入居できるか
  • 退職した場合、いつまでに退去する必要があるか

地方移住が目的なら、寮の条件だけでなく、その仕事を長く続けられるか、寮を出た後もその地域で生活できるかまで考えて求人を選びましょう。

3.住み込み求人を利用する

住み込み求人は、勤務先が用意した住居や施設内の部屋で生活しながら働く方法です。

ホテル、旅館、リゾート施設、農場、宿泊施設の管理などで見られます。

仕事と住まいを短期間で確保しやすい一方、契約期間が決まっている求人や、繁忙期だけの求人もあります。

田舎暮らしを体験する目的で短期間働くのか、長期的な定住を目指すのかによって、選ぶ求人は変わります。

短期の住み込み求人を利用しても、そのまま地域へ定住できるとは限りません。
契約終了後の仕事と住まいも考えておきましょう。

住み込み求人はどこで探す?

実際に住み込み求人を探す場合は、住み込み求人に特化したサイトや、リゾートバイト系の求人サイトを利用できます。

サイト向いている人
住み込み求人ナビ正社員・派遣・アルバイトなど、寮や社宅のある仕事を幅広く探したい人
リゾバ.comホテル・旅館・リゾート施設などで、短期間の住み込みから地方暮らしを体験したい人
求人検索サイト「地域名+住み込み」「地域名+寮完備」などで幅広く求人を探したい人

たとえば宮崎で探す場合なら、「宮崎 住み込み 正社員」「宮崎 ホテル 住み込み」「宮崎 寮完備」など、自分が移住したい地域名と組み合わせて検索してみましょう。

ただし、地方移住が目的なら「住み込みできるか」だけで求人を選ばないことが大切です。

  • 正社員など長期的に働ける雇用形態か
  • 契約期間に期限がないか
  • 寮費・水道光熱費はいくらか
  • 個室か相部屋か
  • 家族や夫婦でも入居できるか
  • 退職・契約終了後はいつまでに退去する必要があるか
  • 寮を出た後もその地域で仕事と住まいを確保できそうか

地方暮らしを一度体験してみたい人なら、ホテルや旅館などの短期の住み込み求人を利用する方法があります。

一方で、その地域への定住を目的にしている人は、短期求人だけでなく、正社員や長期雇用の求人を優先して探した方が、その後の生活を組み立てやすくなります。

「まず数か月住んで地域との相性を確かめる」のか、「最初から定住する」のかで、選ぶ住み込み求人は変わります。応募前に、契約終了後の仕事と住まいまで考えておきましょう。

4.地域おこし協力隊へ応募する

地域おこし協力隊は、自治体の募集へ応募し、地域づくりや産業支援、情報発信などの活動に取り組む制度です。

募集される仕事は自治体によって異なり、次のような活動があります。

  • 観光情報の発信
  • 農林水産業の支援
  • 空き家の活用
  • 移住者の受け入れ支援
  • 地域商品の開発
  • 子育て・教育に関する活動

自治体によっては住居の紹介や住宅手当が用意されますが、条件は募集ごとに異なります。

ローカリアン
ローカリアン

また、一般的な正社員とは雇用形態や任期が異なる場合があります。
活動終了後に地域でどのように収入を得るかまで考えて応募しましょう。

現在の募集は、地域おこし協力隊の募集情報から確認できます。

5.今の仕事を続ける・リモート転職する

今の仕事を移住後も続けられる場合は、転職せずに仕事付きの状態で移住できます。

一方、現在の会社では県外勤務が難しい場合でも、これまでの職歴を活かしてリモート勤務できる企業へ転職する方法があります。

営業、マーケティング、人事、採用、カスタマーサクセスなどの経験がある方は、まったく新しい職種へ変わる前に、今の経験を活かせるリモート求人がないか確認してみてもよいでしょう。

私はこの方法で、大阪の会社に勤めたまま宮崎へ移住しました。

勤務先と収入を変えずに移住できたため、転職活動をせずに地域と住まい探しへ時間を使えました。

ローカリアン
ローカリアン

私は住み込み求人を利用していませんが、移住前に仕事と収入が確保されていたことで、家探しや生活費の計画を進めやすくなりました。

ただし、リモートワークが認められていても、居住地や出社頻度に制限がある場合があります。

移住前に、勤務先へ次の条件を確認してください。

  • 県外から勤務できるか
  • 出社が必要な頻度
  • 交通費や宿泊費の扱い
  • 勤務場所変更の申請方法
  • 移住先で利用できる通信回線

フルリモート移住の注意点は、「リモートワークで地方移住する方法」で詳しく解説しています。

現在の会社では県外から働けないものの、営業、マーケティング、人事などの経験を活かしたい方は、リモートワークができる企業へ転職する方法もあります。

ビジネス職のリモート求人の探し方は、「地方移住でビジネス職のリモート転職を目指す方法」で詳しく解説しています。

仕事付き移住で探しやすい仕事

寮・社宅や住み込みに対応する求人は、すべての職種に均等にあるわけではありません。

仕事住居の例確認したい点
ホテル・旅館社員寮・施設内住居繁忙期、勤務時間、契約期間
工場・製造独身寮・借り上げ社宅交替勤務、寮費、勤務地
農業・林業住み込み・住宅紹介季節雇用、体力、車の必要性
介護・医療職員寮・住宅手当資格、夜勤、家族入居
建設・物流社員寮・社宅勤務地変更、勤務時間
地域おこし協力隊住宅紹介・家賃補助など任期、活動内容、終了後の収入

仕事の種類を幅広く比較したい方は、「地方移住に向いている仕事12選」も参考にしてください。

仕事付き移住の求人を探す方法

仕事付き移住では、一般的な転職サイトだけでなく、自治体や移住支援団体の情報も確認します。

移住希望地域の求人を先に調べる

まずは、移住したい都道府県や市町村で、どのような仕事が募集されているか確認しましょう。

検索するときは、地域名と職種だけでなく、次の言葉も組み合わせます。

  • 地域名+社宅あり
  • 地域名+寮完備
  • 地域名+住み込み
  • 地域名+UIターン歓迎
  • 地域名+住宅手当
  • 地域名+移住支援

ただし、「UIターン歓迎」と書かれていても、住居が用意されるとは限りません。

求人情報の福利厚生欄や入居可能住宅欄まで確認してください。

自治体の移住・就職サイトを確認する

都道府県や市町村によっては、移住者向けの求人情報、就職相談、移住体験、住宅情報をまとめたサイトを運営しています。

一般的な求人サイトでは見つけにくい地域企業や、移住者を積極的に受け入れている事業者が紹介されることもあります。

ニッポン移住・交流ナビ JOINでは、就職、起業、フリーランス、地域おこし協力隊など、移住先での働き方を調べられます。

移住相談窓口を利用する

移住先がまだ決まっていない場合は、移住相談窓口で仕事と住まいをまとめて相談する方法があります。

相談するときは、次の条件を伝えると話が進みやすくなります。

  • 希望する地域や気候
  • これまでの職歴
  • 希望する収入
  • 単身か家族移住か
  • 車を所有しているか
  • 賃貸か社宅を希望するか

ふるさと回帰・移住交流推進機構の移住相談では、移住先の暮らしや仕事探しについて相談できます。

地方転職に強いエージェントへ相談する

地域企業への正社員転職を希望する場合は、地方の求人を扱う転職エージェントも確認します。

ただし、転職エージェントで紹介される求人のすべてに、寮や社宅が付いているわけではありません。

登録時に、希望勤務地とともに、次の条件を伝えましょう。

  • 移住を伴う転職であること
  • 入社可能な時期
  • 社宅や住宅手当を希望すること
  • 家族で移住するか
  • 車通勤が可能か

転職サービスの使い分けは、「リモート・地方転職向けの転職サイト・エージェント」で解説しています。

移住先や周辺地域の企業へ転職したい方は、記事後半で紹介している地方転職サービスも確認してください。

ただし、紹介される求人のすべてに寮や社宅があるわけではありません。

登録時には、移住を伴う転職であることに加えて、社宅、住宅手当、家族での入居希望なども具体的に伝えましょう。

[移住先の地域企業を探す方法を見る]

寮・社宅付き求人で確認する7つの条件

求人に「寮完備」「社宅あり」と書かれていても、詳細を確認せずに応募するのは危険です。

1.毎月の寮費と自己負担

無料と書かれていない場合は、毎月の寮費が給与から差し引かれることがあります。

家賃だけでなく、管理費、駐車場代、水道光熱費、インターネット代も確認しましょう。

2.個室か共同生活か

個室が用意されていても、浴室、トイレ、キッチンが共用の場合があります。

長期間暮らす予定なら、間取りや設備の写真を確認し、可能であれば入居前に見学しましょう。

3.家族で入居できるか

社員寮の多くは単身者向けです。

配偶者や子どもと移住する場合は、家族向け社宅があるのか、一般の賃貸を借りる必要があるのかを確認します。

4.入居できる期間

社宅によっては、入社から数年間など、入居期間に上限が設けられています。

期限後に一般の賃貸住宅へ移る場合は、家賃が上がる可能性も考えておきましょう。

5.退職した場合の退去期限

仕事と住まいが結び付いている場合、退職後は短期間で退去を求められることがあります。

仕事が合わなかったときに、収入と住まいを同時に失う可能性がある点は大きな注意点です。

6.インターネット環境

副業やオンライン学習、家族の在宅勤務を予定している場合は、利用できる通信回線を確認します。

会社の寮では、個人で回線工事ができない場合もあります。

7.勤務先までの移動方法

寮が会社の近くにあるとは限りません。

送迎バスがあるのか、車が必要なのか、徒歩や自転車で通えるのかを確認しましょう。

求人票では、給与と仕事内容だけでなく、寮費、設備、入居条件、退職後の退去期限をセットで確認しましょう。

30代・40代・50代で仕事付き移住の注意点は違う

仕事付き移住では、年齢や家族構成によって優先する条件が変わります。

30代は将来のキャリアまで考える

30代は、未経験職種への挑戦や働き方の変更も検討しやすい年代です。

ただし、短期の住み込み求人を繰り返すだけでは、将来の収入や専門性につながらない可能性があります。

数年間の働き方だけでなく、その地域で長く続けられる仕事かを確認しましょう。

40代はこれまでの経験と家族条件を優先する

40代では、未経験求人だけでなく、これまでの業務経験を活かせる地域企業も探すことが重要です。

家族で移住する場合は、本人の仕事だけでなく、配偶者の仕事、子どもの学校、住宅の広さも確認する必要があります。

単身寮付きの求人が見つかっても、家族全員が一緒に移住できるとは限りません。

40代の仕事探しや家族での移住手順については、「40代で仕事付き地方移住する方法|転職・住み込み・家族移住の進め方」で詳しく解説しています。

50代は雇用期間と体力面を確認する

50代で仕事付き移住を考える場合は、年齢だけで諦める必要はありません。

一方で、定年年齢、再雇用、契約更新、夜勤、屋外作業などの条件は慎重に確認しましょう。

給与だけでなく、健康面や老後の住まいまで含めて、無理なく続けられる仕事を選ぶことが大切です。

家族移住では世帯全体で判断する

家族で移住する場合、一人の就職先だけで移住を決めると、生活を始めてから問題が見つかることがあります。

  • 配偶者も仕事を探せるか
  • 社宅に家族で入居できるか
  • 保育園や学校へ通えるか
  • 車が何台必要か
  • 家族で暮らせる収入か
  • 病院や買い物環境に問題がないか

本人の仕事、配偶者の働き方、住居、子育て環境を一つの計画として整理しましょう。

移住支援制度も確認する

自治体によっては、移住者向けに就職、住宅、引っ越し、子育てなどの支援制度を設けています。

ただし、制度名が同じように見えても、対象者や金額、申請期限は自治体ごとに異なります。

国の移住支援金には条件がある

国が支援する地方創生移住支援事業は、主に東京23区の在住者や、東京圏から東京23区へ通勤していた人などを対象としています。

地方へ移住すれば、誰でも自動的に受け取れる制度ではありません。

ローカリアン
ローカリアン

私は大阪から宮崎への移住だったため、東京圏からの移住を対象とする国の条件とは異なります。

一方で、自治体独自の移住補助、住宅補助、子育て支援を利用できる場合があります。

最新の条件は、地方創生移住支援事業の公式案内と、移住先自治体の公式サイトで確認してください。

補助金を前提に移住計画を立てない

移住支援制度は役立ちますが、申請しても対象にならない場合や、支給まで時間がかかる場合があります。

補助金を受け取れなくても生活できるように、引っ越し費用と当面の生活費を準備しておきましょう。

移住前に準備したい金額は、「地方移住に必要な貯金はいくら?」で解説しています。

仕事付き移住で起こりやすい失敗

住居だけを理由に仕事を選ぶ

寮費が安い、家具が付いているという理由だけで仕事を選ぶと、仕事内容や勤務時間が合わない可能性があります。

住居の条件が良くても、長く続けられない仕事では定住につながりません。

退職後の住まいを考えていない

社宅や住み込み住宅は、退職後も住み続けられるとは限りません。

万が一仕事を辞める場合に備えて、周辺の家賃相場や一般賃貸の物件数も確認しておきましょう。

給与だけを見て生活費を計算しない

地方では家賃を抑えられても、車の購入費やガソリン代が増えることがあります。

寮費が給与から差し引かれる場合は、手取り額も変わります。

実際の生活費は、「地方移住で生活費は本当に安くなる?」も参考にしてください。

現地を見ずに決める

オンライン面接だけで採用が決まり、そのまま移住できる求人もあります。

しかし、長期移住を考えるなら、可能な範囲で勤務先や住居、周辺環境を現地で確認した方が安全です。

スーパー、病院、道路、通信環境など、求人票だけでは分からない部分も確認しましょう。

仕事付きで移住する7つの手順

仕事付きで地方移住を進める場合は、求人だけを先に探すのではなく、収入・住まい・通勤・生活費をセットで確認することが大切です。

特に遠方へ移住する場合は、応募してから条件の違いに気づくと、面接や現地見学のやり直しが増えてしまいます。

次の順番で進めると、仕事と暮らしの両方を整理しやすくなります。

1.移住の目的を決める

最初に、なぜ地方へ移住したいのかを整理します。

たとえば、次のような目的があります。

  • 自然の近くで暮らしたい
  • 家族との時間を増やしたい
  • 地元へUターンしたい
  • 住宅費を抑えたい
  • 子育て環境を変えたい
  • 海や山など趣味を楽しめる地域で暮らしたい

目的によって、優先する求人条件も変わります。

たとえば家族との時間を増やしたいなら、給与だけでなく、残業時間や休日、通勤時間も重要です。

「地方へ移住すること」自体を目的にするのではなく、移住後にどんな生活をしたいのかまで考えておきましょう。

2.毎月必要な収入を計算する

次に、移住後の生活に毎月いくら必要なのかを計算します。

確認したい主な支出は、次のとおりです。

  • 家賃・住宅ローン
  • 食費
  • 電気・ガス・水道
  • 通信費
  • 車のローン・保険・ガソリン代
  • 教育費・保育料
  • 保険料
  • 貯金

地方では家賃が下がることもありますが、車が必要になる地域では、都市部にはなかった維持費が増えることもあります。

求人を見る前に、「最低でも手取りで月いくら必要か」を決めておくと、給与条件を比較しやすくなります。

3.移住候補地を2〜3か所選ぶ

移住先は、最初から一つの自治体に絞りすぎない方が進めやすいです。

住みたい地域があっても、希望する仕事が少なかったり、家賃や通勤条件が合わなかったりする場合があります。

候補地を2〜3か所に広げて、次の条件を比較してみましょう。

  • 希望する職種の求人があるか
  • 給与水準はどのくらいか
  • 家賃相場
  • 車が必要か
  • 病院・学校・買い物環境
  • 移住支援制度
  • 都市部へのアクセス

「住みたい地域」だけでなく、仕事と生活の両方が成り立つ地域を探すことが大切です。

4.求人と住居条件を同時に調べる

候補地が決まったら、求人と住居を同時に調べます。

求人では、仕事内容や給与だけでなく、次の項目も確認しましょう。

  • 勤務地
  • 勤務時間・残業時間
  • 休日
  • 転勤の有無
  • 車通勤できるか
  • 交通費
  • 寮・社宅の有無

同時に、勤務地周辺の家賃や通勤時間も調べます。

給与が高くても、勤務地の近くに住めず長距離通勤が必要になると、移住後の負担が大きくなることがあります。

5.オンライン相談と現地見学を行う

遠方からの転職活動では、最初から何度も現地へ行く必要はありません。

求人への問い合わせ、転職エージェントとの相談、企業との一次面接など、オンラインで進められるものは先に進めておきましょう。

候補が絞れてきた段階で現地へ行き、次のような点を確認します。

  • 職場までの通勤ルート
  • 周辺の住宅地
  • スーパーや病院
  • 朝夕の交通量
  • 地域の雰囲気
  • 実際の生活圏

可能であれば、企業面接や職場見学、物件の内見を同じ日程にまとめると、遠方からでも進めやすくなります。

6.仕事と住居の契約条件を確認する

内定や採用の話が進んだら、口頭の説明だけで判断せず、契約条件を確認します。

仕事については、次の項目を確認しておきましょう。

  • 雇用形態
  • 給与・賞与
  • 試用期間
  • 勤務時間
  • 休日
  • 勤務地
  • 転勤の有無

寮・社宅を利用する場合は、さらに次の条件も確認します。

  • 寮費・社宅費
  • 水道光熱費
  • 家具・家電の有無
  • 家族で入居できるか
  • 入居できる期間
  • 退職後の退去期限

仕事を辞めたら住まいも同時に失う契約になっていないかは、特に確認しておきたいポイントです。

7.内定後に移住日を決める

仕事と住居の見通しが立ったら、具体的な移住日を決めます。

この段階で、次のスケジュールを整理します。

  • 現在の勤務先への退職連絡
  • 現在の住居の解約
  • 引っ越し業者の手配
  • 新居の契約
  • 転出・転入届
  • 子どもの転校・保育園手続き
  • 車や免許関連の手続き
  • 新しい勤務先の入社日

先に引っ越し日だけを決めてしまうと、仕事や住居の契約が間に合わない可能性があります。

仕事付き移住でも、求人に応募する前から住居条件まで確認し、仕事と生活の両方に納得してから契約を進めましょう。

地方からビジネス職でリモート勤務したい方へ

地方移住したいものの、移住先で今までの経験を活かせる求人が見つからない場合は、地方から働ける企業へリモート転職する方法もあります。

特に、営業、マーケティング、人事、採用、カスタマーサクセスなどのビジネス職で経験を積んできた方は、移住のためにまったく別の職種へ変わる必要があるとは限りません。

これまでの職歴を活かせるリモート求人が見つかれば、住む場所を変えながら、これまでのキャリアを続けられる可能性があります。

  • 営業・マーケティング・人事などの経験を活かしたい
  • エンジニア以外の職種でリモート勤務したい
  • 地方へ移住しても正社員として働きたい
  • 移住先だけでなく、全国の求人まで選択肢を広げたい

という方は、ビジネス職のリモート求人を扱う転職サービスで、自分の職歴に合う求人があるか確認してみてもよいでしょう。

地方移住を前提に転職する場合は、「リモート可」だけで判断せず、出社頻度・居住地条件・移住後も勤務を続けられるかまで確認しておくことが大切です。

ビジネス職のリモート転職ならRemoful

Remoful(リモフル)は、リモートワーク可能なビジネス職の正社員転職を探したい方に向けた転職支援サービスです。

移住先の地域だけで求人を探すと希望する仕事が見つからない場合でも、リモート勤務できる企業まで対象を広げれば、今までの職歴を活かせる可能性があります。

🏠 ビジネス職の経験を活かしてリモート転職したい方へ

Remoful(リモフル)は、リモートワーク可能なビジネス職の正社員求人に特化した転職支援サービスです。

  • 営業・マーケティングなどの経験を活かしたい
  • エンジニア以外の職種でリモート転職を目指したい
  • 移住後もこれまでのキャリアを継続したい
  • 通勤時間を減らし、仕事と生活を両立したい
  • 正社員としてリモートワークできる会社を探したい

リモート求人に詳しいキャリアアドバイザーへ相談できるため、求人票だけでは分かりにくい出社頻度や居住地条件も確認しながら仕事を探せます。

ローカリアン
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このタイプのリモート求人サイトを探している人は多いのではないでしょうか?
ぜひチェックしてみてください!

※求人の紹介状況やリモート勤務条件は、経験・希望職種・居住地によって異なります。
登録後の面談で確認してください。

ビジネス職で地方からリモート転職する方法については、「地方移住でビジネス職のリモート転職を目指す方法」でも詳しく解説しています。

移住先の地域企業で働きたい方へ

住み込みや寮付き求人だけでなく、これまでの経験を活かして地域企業へ転職する方法もあります。

地域企業へ転職したうえで、自分で賃貸住宅を探す方が、仕事や住居の選択肢が広がる場合もあります。

そのため、最初から「住居付き」という条件だけに絞らず、次の内容を比較しましょう。

  • 給与と仕事内容
  • 社宅や住宅手当
  • 周辺地域の家賃
  • 通勤方法
  • 長く働ける会社か

👔希望する地域の企業で働きたい方へ
仕事付きで移住したい場合は、住居付き求人だけでなく、移住先や周辺地域の企業も広く確認することが大切です。

「希望する地域に経験を活かせる求人があるか知りたい」
「Uターン・Iターン転職について相談したい」

という方は、地方転職に強いサービスで求人を確認してみましょう。

✓ 希望地域の求人を探したい
✓ 地元企業へ転職したい
✓ Uターン・Iターンを考えている
✓ 社宅や住宅手当のある求人も確認したい

住居付き求人だけに絞らず、収入と周辺家賃を含めて比較すると、移住後の選択肢を広げられます。

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※寮・社宅や住宅手当の有無、紹介可能な求人は、地域や希望条件によって異なります。

まとめ|仕事と住まいの条件を分けて確認しよう

仕事付きで地方移住する方法には、現地企業への転職、寮・社宅付き求人、住み込み求人、地域おこし協力隊、フルリモートなどがあります。

仕事と住まいを同時に決められれば、移住準備の負担や住宅の初期費用を抑えられる可能性があります。

一方で、仕事と住居が強く結び付いているほど、退職したときに収入と住まいを同時に失うリスクもあります。

求人を比較するときは、次の条件を確認してください。

  • 仕事内容と給与
  • 雇用期間と試用期間
  • 寮費と水道光熱費
  • 家族の入居可否
  • インターネット環境
  • 退職後の退去期限
  • 契約終了後の仕事と住まい

私自身は、現在の仕事をフルリモートで続けたまま大阪から宮崎へ移住しました。

住み込み求人を使わなくても、移住前に収入を確保しておけば、生活費や住まいについて落ち着いて判断できます。

「住居が付いているから」という理由だけで仕事を決めず、移住後も無理なく続けられる働き方かどうかを基準に選びましょう。

現在の会社で県外勤務が難しい場合でも、これまでの職歴を活かせるリモート求人を探す方法もあります。

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