「宮崎にサーフィン移住したいけど、失敗しそうな気がする」
移住前、私を不安にさせたのは、ネット検索で目に入ってくる「失敗」「後悔」「やめとけ」というような言葉でした。
結論から言います。私は移住に失敗しませんでした。むしろ人生で一番いい選択だったと、今でも思っています。

2022年10月、36歳で大阪から宮崎に単身移住しました。
ただ、サーフィン移住で苦労した話や、実際に断念して宮崎から戻っていった人の話、移住前に知っておけばよかったこと、そういう現実もたくさんあります。
この記事では、それを包み隠さず書いていきます。
「宮崎サーフィン移住は失敗する」と言われる3つの理由
宮崎のサーフィン移住について調べると、ネガティブな情報が目に入ります。
なぜそう言われるのか、まず整理しておきたいと思います。
1. 仕事・収入への不安が最大の原因
サーフィン移住を語るとき、必ず出てくるのが「仕事どうするの?」という問題です。
宮崎は都市部に比べて求人の数が少なく、給与水準も低めです。
最初から仕事のめどをつけずに宮崎へ来てしまい、数年で生活が立ち行かなくなって帰る人や、
少しでもマシな仕事がないかと転職を繰り返す人など、実際に見聞きしています。
都会で働いていた人は、「えっ、業務の大変さは同じなのに、こんな給料が減ってしまうのかよ」と不満に思うこともあるでしょう。

注意しないといけないのは、地方だから生活費が安い、というわけでもありません。
例えば、家賃。マンションの賃貸物件を眺めると、「この値段で、都心部よりずっと広いとこを借りられる、けど、安くはない」といった感じ。
私は最初、青島でのマンション暮らしでした。
部屋を探していた頃、不動産屋から、青島周辺は「賃貸の数はそんなに多くないし、サーファーに人気なエリア」と言われ、唯一、契約できたのが古めのファミリー向け2LDK。
家賃は当時で5万5000円だったか。
まあ広くて安いかもしれませんが、独身ですし、「宮崎=何でもめっちゃ安い」と想像していたから、ちょっと考えさせられました。
また、宮崎は車社会なのでガソリン代やら保険料やらがかかり、都会のような電車やチャリンコだけでは遊びにも行けません。
どこに住んでも、お金はいります。
移住検討中の方で、仕事や収入への不安を抱くのは至極真っ当です。
宮崎はサーファーにとって最高な波がある土地ですが、
その一方で、「仕事、あるのか。生活できるのか。移住せずにサーフトリップで来るのがちょうどいいとこじゃないか」と心配させる面も。
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地方移住を考えているけれど、
「仕事が見つかるだろうか」
「収入が下がらないだろうか」
と不安に感じる方も多いと思います。
私自身、移住前は生活について不安がありました。
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2. 理想と現実のギャップ
「毎朝サーフィンして、のんびり海を見て暮らす」というイメージを持って来る人もいます。
サーフィン移住に限らず、移住と言えば、何というか、日常がキラキラと輝いてくれる期待感を抱きます。
そのイメージの半分は本当です。でも、半分は違い、「思ってたのと違うわ」となるケースも。
厳密には、自分次第で、どっちにも転びます。
例えば、1の話のように移住したのはいいものの収入が少なく生活が苦しいと感じだした移住サーファー。
残業したり、もっと稼ぎがいいところに転職したり、仕事を掛け持ちしたりで、朝から晩までハードに働かなければならない…。そうなると、気がつけばこんな風に。

休みの日はしんどいから、寝ちゃう。仕事の付き合いで夜遅くまで飲んで二日酔いしちゃう。
そういや、だんだん海に行く回数が減ったよな。
あれ、おれはなんで宮崎にいるんだ?
自分で「移住生活」を作ってコントロールできないと、海に近いところで以前と同じように暮らしているだけ、となってしまいます。
3. 孤独なサーファーライフ or コミュニティ疲れなサーファーライフ
私の知る限り、宮崎のローカルサーファーたちは温厚な人が多いです。サーファーの移住者も多いですし、サーフトリップのビジターも年中います。
海の近くをうろうろしていると、いろんな人と出会うことができます。
夜になれば、青島の飲み屋なんかで、知らないサーファーたちと酒を酌み交わしてワイワイ楽しい時間を過ごすこともできるでしょう。
ただ、移住後の人付き合いで悩むことも。サーファー的な人間関係で言えば、両極端なパターンで失敗してしまうケースがあります。
まずは、移住後、全然知り合いが増えないパターン。
サーフィンは一人で楽しめるスポーツ。でも、仲間がほしいと望むサーファーも多いはず。
いつでも海に入れる環境にいると、「いつでも入れるから」とかえって海が遠のくことも。
そんなとき、仲間がいれば、「今日も朝一から、あの人は入っているだろな。がんばって早起きして、顔、出すか」とキープサーフィンができたり。
私も一人で海に入ることはありますが、知ったサーファーの姿があると嬉しくなります。

サーフィンは楽しいけど、ひとりぼっちは違うんだよな。
地元にいた頃、仲間たちと深夜に車を走らせて何時間もかけて海に行ったあの日々がなつかしいな。
人によってはサーファー仲間だけでなく、職場など人間関係全般で「なんか、孤独だ。ずっとアウェイ」と感じるような移住生活を送っている方もいるかもしれません。
一方、コミュニティのストレスで移住に後悔してしまうことも。
この種の話題では一般的に、田舎特有の近距離な人間関係に困惑するというのが移住話の定番となっていますが、サーファーの場合は少し違うケースもあります。
聞いた話でややこしそうだなと感じたのは、「移住サーファーのコミュニティ」。
知り合いの移住サーファーが、移住サーファーのグループと仲よくなったのち、その人たちから怪しげなマルチ商法の話を持ち掛けられたと言っていました。

環境作りはほんと大切。
人との出会いはご縁ですが、取捨選択はできます。
移住者同士の集まりも悪くないですが、宮崎サーファーたちと交流があれば生活に拡がりが生まれるでしょう。
私がサーフィン移住を決めた経緯
なぜ宮崎への移住を決めたのか。
これについては「30代で地方移住を決めた理由」で詳しく書いていますが、ここでも簡単にだけ説明しておきます。
2022年1月、初めて宮崎の海に入った
私がサーフィンを始めたのは36歳の頃です。
まだこの記事しかご覧になってない方は、「サーファーなったの、遅っ」と思われるでしょう。さらに驚かすかもしれませんが、宮崎移住を決めたのは、サーフィンを始めてまだ半年くらい。

私は「サーフィンが人生」的な風に生きてきた人間ではありません。
サーフィンを、そして宮崎を知るきっかけになったのは、友人サーファーの旅への誘いでした。
当時、私は引きこもり生活をやっていて、心配した友人が声をかけてくれました。
2022年10月、移住を決断
初めて宮崎に来てから約9ヶ月後、2022年10月に大阪から宮崎へ単身移住しました。神戸港から車をフェリーに乗せての引っ越しです。
移住の決め手はサーフィンだけではありません。
地元サーファーたちとの交流や宮崎ののんびりとした空気感。
サーフィンよりも「宮崎で過ごす時間」自体が好きになっていました。
移住してわかった宮崎サーフィン生活のリアル
宮崎に移住して分かったことを正直に語ります。
- 海への距離とサーフィンの頻度
- サーファーコミュニティへの入り方
- 仕事との両立
サーフィン移住なので、サーフィンにまつわる3つのポイントをまとめました。
海への距離とサーフィンの頻度
宮崎移住で最初に住んでいたのが、青島。
目の前が海で、サーファーたちが集まる観光地エリアなので、移住と言えばここだろと決めました。
青島でサーフィンするのは波が上がったときくらいで、メインポイントは車で10分ほど走った場所にあります。
ずっとそこで入っていますが、理由は移住前に知り合ったサーファー仲間たちのホームポイントだから。
まだスポンジボードの初心者サーファーの頃からローカルサーファーたちにまじってそのポイントに通って練習していました。

独身だった移住当初は、ほぼ毎日、海に入っていました。
春夏なら五時頃に起床し、夜明けとともに海に入ります。
家から近いので、ちょっと寝坊してもバタバタせずに、朝一の風が入ってない波で楽しめます。
ウェットを忘れてもボードがクラッシュしても、すぐに取りに帰れる距離なのはほんと便利。
海から上がるのは八時前とかです。人によっては着替えてそのまま職場に向かう人もいますが、私は在宅ワークなので家に帰ります。シャワーを浴びて朝ごはんを食べて、九時から仕事を始める。
仕事前に海に入ると、一日の充実感が朝の時点で満たされます。その状態で一日が始まると、仕事も不思議と前向きに取り組めるんです。
今は子育て中なので、海に入るのは主に週末。
ただ、子育てが落ち着いてきたら、奥さんの機嫌をちらちら気にしつつ、また朝の時間を使って海に入るつもりです。
私の場合、フルリモートで働いているからこそ、この生活スタイルが続けられていると感じています。

もちろん、朝一組のサーファーたちにはいろんな職業の方がいます。
例えば、看護師で夜勤明けで海に直行を習慣にしているサーファーも。
子どもの送迎があるからと、20,30分だけ海に入る姿も珍しくありません。
その一方、住まいも海から離れ、サーフィンする頻度も落ちたという話もちらほら。
海で出会ったサーファーから聞いた話ですが、その方は有名な企業に務めるおじさんサーファーで、サーフィンが好きで宮崎への転勤を希望して越してきたそうです。
若い頃は海のそばで暮らし、毎日のようにサーフィンしていましたが、子どもが大きくなってくると教育環境を考えて宮崎市内の町のほうへ引っ越した。
宮崎は交通の便が悪いので、住む場所によっては学校や習い事で親の送り迎えがないと子どもが大変だというケースもあります。
また、年齢を重ねるとともに会社での立場が上がり、忙しくなってまるまる三年も四年も海に入らない時期があったと語っていました。
サーフィン目的の移住でも、ライフステージの変化や様々な時期があることを想定して移住の計画をするのも重要です。
サーファーコミュニティへの入り方
別の記事で詳しく書いてますが、友人である弁護士サーファーに誘われて宮崎サーフィン旅行をしたのがきっかけとなり、サーフィンにはまり、毎月宮崎へ通うようになり、やがて移住することに。
私が何度も世話になっていた民宿はもともと、弁護士サーファーがよく使うところで、そのオーナーもサーファーです。
弁護士サーファーの話をちょっとすると、彼は多忙に全国各地を飛び回っており、海が近いエリアで仕事があれば、ここぞとばかりに、北海道やら千葉やら仙台、日本海やら沖縄でサーフィンする男です。

宮崎でも出張がてらにサーフィンをやるのですが、そのために飲み屋街が近くホテルの多い市内のほうには泊まらず、青島の民宿に通います。
何度も同じところで泊まるうちにオーナーと仲よくなり、一緒に海に入る間柄になったらしいです。
友人も宮崎に通い始めた当初は木崎浜などのポイントで入っていましたが、そういう経緯からローカルサーファーと一緒に入るようになり、馴染みのポイントができました。
その友人のつながりで、私も少しずつローカルサーファーと顔見知りになり、旅の段階から徐々にコミュニティに溶け込んでいきました。
仮にそういうつながりがなくとも、毎日のように同じ海に入っていれば、自然と顔見知りになります。
別に深い付き合いに発展せず、海のなかで挨拶して世間話を交わす仲でも、十分に、自分のサーフポイントとして居心地のよいベストプレイスになるはずです。
移住サーファーのなかには、特定のサーフポイントや決まったコミュニティを作りたくないという人もいます。
同じポイントで同じ人たちとずっと入っていると、悪く言えば、市民プール的な場に感じて窮屈になることも。
例えば、誰に嫌味を言われるわけでもありませんが、なんとなく、「この時期は別のポイントに通ってみよう」などということがしづらくなります。
ゆっくり起きて自分の好きなタイミングで海に入ってもいいのに、遅くに海に行くと帰り際の朝一組から、「どうしたの?寝坊したの?もう風入っちゃったよ」と声をかけられたて妙な罪悪感を抱いたり…。
まぁこういうのも含めて、サーフィンって本当に様々な感情を与えてくれる素晴らしいスポーツだ、ということにしておきましょう。
仕事との両立
移住前から、Web系のフルリモートの仕事をしていました。
私の場合には今の会社、今の働き方だから移住ができ、この生活が続けられている、という感覚は正直あります。
先にも話したように、朝一でサーフィン後、帰宅するとパソコンの前に座って九時から仕事。
連絡は基本、チャットや電話。ミーティングはビデオ通話。出張はないですし、月に何度か出社を命じられるなんてこともありません。
移住先で新しい仕事を探すのではなく、移住前に仕事を確保した状態で来たから、収入面での不安がありませんでした。
移住サーファーの知り合いも、仕事を持って移住しました。名のある企業に勤めており、コロナをきっかけに会社がリモートワーク化されたそうです。
彼の場合、大手企業なので時々、東京などへ出張に出かけたりしていますが、残業などもなく、サーフィンと両立できています。
地方移住しても、中間管理職へと出世もしているようです。
これについては昇進したばかりの頃は、上司から夜遅くに連絡があったりで大変な時期もあったそうですが、そういう愚痴を海で言えるというのも、また贅沢だな、と。

ただし、リモートワークだからいいというわけでもありません。
移住後に仕事を見つけてエンジョイサーフィンしている人の方がむしろ多数派だと思います。
リモートワークの話については「フルリモートはやめとけと言われる理由|10年続けた私が見たリアルな実態」をご覧ください。
サーフィン移住の話で聞いたのは、移住前に、看護師の資格を取ってから宮崎へと引っ越したという話。
こういう資格系の準備をして計画的に、移住GOするのも堅実的でいいと思います。
移住サーファーで結構多いのが職人の方です。大工さんなど手に職を持っている方も全国どこでも働き口があります。

カフェなど、自営業をやる例を多いです。
宮崎市に限らず、日向の海辺や山のほうのエリアでも、おしゃれなカフェや飲食店を移住者が営んでいるというのはニュースなども見かけます。
そのほか、農業のお手伝いを始めるなども、移住ならではの働き方。
宮崎の会社でサラリーマンとして転職したという話はあまり聞きませんが、求人をリサーチすることで、自分に合った仕事が見つかるかもしれません。

サーフィン移住で「失敗する」パターンの多くは、やはり仕事の問題が根っこにあります。
逆に言えば、仕事さえ確保できていれば、失敗のリスクはかなり下げられると思います。
移住してしんどかった話
移住で失敗や後悔がなかったとはいえ、しんどかった経験がなかったわけではありません。
住む場所の選択を間違えた「騒音トラブルで眠れない」
青島は小さなリゾートエリアで、ホテルや飲食店が集まっています。
最初に借りたマンションの隣には、数軒の飲食店が集まる建物があります。
そこに住みだして一年が経つ前、あるバーができました。
店はバーと名乗っていますが、カラオケを設置しているようで夜遅くまで客の歌声や騒ぎ声が部屋まで聞こえてきます。
防音などろくにしていない違法な建築で店を作っているのか、あり得ないくらいうるさくて、眠れない夜が続きました。
うちのマンションの住民たちも、バーという名のスナックができてから騒音トラブルが多発していると悩んでいました。
マンションには勉強に励む子どもたちも暮らしていますし、妊婦さんや子育て世代の方もいます。
マンションの管理会社にも相談しましたが、何でもできることが限られてるとか。
なので、警察に通報したこともあります。


マンションの管理会社の権限?的に介入範囲が限られているらしい
また、酔客が暴れるなどもたびたび。何度も警察沙汰になり、一度などは十台ほどのパトカーがやってきました。
マンションの管理会社によると、そのスナックみたいなバーが入ってから、マンションを借りたい希望者が現れると、
「隣にこんな店があって、騒音トラブルがある。それでも、大丈夫ですか?」
と確認しているそう。
つまり、管理会社やマンションのオーナーも迷惑を受けていたわけです。
※ この話は過去の情報です。現在、どうなっているかは不明です。
ここまで、恨みつらみのテンションで愚痴っぽい話をやりましたが、
ただ、これは青島という場所が悪いのではなく、物件選びが甘かった自分の問題です。
青島でもエリアを選べば静かな場所はあります。
移住前の物件選びは、本当に慎重にやった方がいいです。
そのためにも現地の人と話したり、時間をかけて土地や物件を選ぶようにしましょう。
遠く離れた家族の心配「父が脳梗塞に」
移住して2年半ほど経った頃。
ちょうど子どもの生後100日目を祝う「お食い初め」を祝った翌日、朝サーフィンをして海から上がると、大阪の実母からの着信履歴が入っていました。
朝早くの電話で嫌な予感がしてかけ直したら、「お父さん、脳梗塞で倒れた」と。
宮崎から大阪は飛行機で一時間ほど。
とはいえ、すぐに駆けつけられる距離ではありません。
父親の容体は深刻だったため、妻に小さな子どもを任せて1カ月ほど滞在。このとき、妻はひとりで子の世話をしなければならず大変だったと思います。
現在、父親は後遺症のせいで半身麻痺になりましたが、母親の介助を受けて家で暮らしています。
時々、てんかん発作が起きて救急車で運ばれることがあり、その度に母親から電話があり、心配になります。

距離が遠いので、両親に何かあってもすぐに助けに行けません。
地方移住全般に言えることですが、家族が遠くにいるデメリットは常にあります。
宮崎へのサーフィン移住を考えている人へ
最後に、宮崎へのサーフィン移住を考えている方に向かって、移住前にやるべきことを具体的にまとめておきます。
移住前にやるべきこと
ここまでの話から想像ができるように、移住前の準備は以下の順序で進めていくのがおすすめ。
宮崎県運営の移住・UIJターン情報サイト「あったか宮崎ひなた暮らし」でも、『移住までのステップ』が紹介されているのでぜひ参考にしてください。
- 仕事を確保する
- 宮崎に実際に来て短期滞在する
- 物件を現地で見て、エリアをよく調べる
- 生活費のシミュレーションをする
- 移住支援金や資金内容の確認
- 引っ越しの準備スタート
順序と言っても同時並行的に進めていくものなので、ざっくり参考にしてください。
おそらく最も重要であり、気になるのが仕事をどうするかという問題でしょう。
仕事の探し方は大手の転職サイトや自治体発信の仕事情報など、とにかくあらゆる方法で情報を集めまくりましょう。
移住のだいぶ前から、しっかり時間をかけるのが得策。
あったか宮崎ひなた暮らし「仕事情報」には、建設業、地域おこし協力隊、起業・開業、医療・福祉、漁業、林業、企業に就職、農畜産業というカテゴリーで仕事が紹介されています。
移住を決めるまでに何度も宮崎に通うと、良くも悪くも「気づき」が増えていきます。
旅行という形以外には、「お試し滞在」が宮崎にもあります。(詳しくは、あったか宮崎ひなた暮らし「お試し滞在」)

例えば日向市では、「お試し滞在施設」として、移住を目的として市内に滞在される方の宿泊費とレンタカー代の一部を補助してくれます。
この場合、1世帯あたり1日1,000円で、最大14日間、滞在する施設を利用できます。
仕事探しや住居探しなどの移住活動として、とても役立つ制度です。(制度の変更もあるため、現時点での情報確認をお願いします。)
私の移住後の後悔談を読んでいただいても分かる通り、特に物件選びは、現地に来てから時間をかけてほしいです。

仕事や住居探しと並行して進めておきたいのが、移住支援金や資金の計画。
宮崎県は移住サポートに力を入れているため、支援金が手厚いです。
対象者の条件を満たしていれば、世帯での移住で100万円+子育て加算、単身者は60万円又は30万円。
引っ越しするだけでもがっつりお金がかかるので、これは本当にありがたい。(宮崎県移住支援金制度についてはこちらで最新情報をチェックしてください)
県によれば、移住支援金の申請については必ず「移住前」に確認して、とのこと。
申請の条件を満たせなければ、せっかくの支援金がもらえないので注意が必要です。
もう一つ注意しないといけないのは、移住支援金は申請後すぐに振り込まれるわけではありません。
移住して3ヶ月以上経過してから市町村へ申請という流れなどになっています。

私の場合は2022年10月に移住し、2023年1月に宮崎市都市戦略課で移住支援金の申請を行いました。
つまり、先に資金を準備しておかなければなりません。
移住前の計画段階で、移住資金が少し足りないと分かり、私は銀行の多目的ローンでお金を借りることに。
移住支援金は引っ越し後にもらえましたが、きっちりお金の計画を立てておかないと移住したものの生活が大変になってしまうことも。
こういったステップを進めて準備が整ったあとは、いよいよ引っ越しのために動き出し、移住スタートです。
まとめ
「宮崎へのサーフィン移住は失敗する」という声は、まったくの嘘ではありません。しかし、失敗せずに楽しく移住を続けている人たちもたくさんいます。
移住前、ろくに準備せずに来れば苦労します。それは、どこへ移住しても同じことです。
仕事を確保して、物件を慎重に選んで、サーファーのコミュニティに丁寧に入っていく。
そういう準備を一つずつクリアできると、宮崎でのサーフィン移住も楽しいものになります。

移住前の準備も人生のビッグイベントの始まりとして楽しみながら行動してみてはいかがでしょうか。
最後に。「今このタイミングを逃したら、自分はサーフィン移住しないかもしれない」
そう感じているなら、チャレンジしてみた方がいいと思います。
たとえ失敗したとしても、それはそれで必ず得られるものがあります。
悩んでいるなら、とりあえず宮崎に来てください!
海に入って、街を歩いて、地元の人と話して…、それで答えが出ると思います。


